『天晴爛漫!』6話感想 リチャード・リースマンなる謎の人物

『天晴爛漫!』第6回「I am Gil!」感想です。

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前回あらすじ

小雨立場で大陸横断レースの前夜祭に参加。会場にはシャーレンやアル、さらにサウザンドスリーのメンバーのディラン、TJ、ギルも顔を揃えていた。ホトトはディランから首に蛇のタトゥーが入った人物はギルの手下だと教えられ、レース中に復讐の機会を伺えと提案される。スタート当日。優勝賞金をかけて、ロサンゼルスからニューヨークまでを走破する大陸横断レースの火蓋が切られた。天晴は車の整備で出遅れるが、ライバルたちを猛追するのだった。

6話あらすじ

最初のチェックポイントに1位で飛び込んだのはディランだった。僅差でTJが続く。天晴はショートカットで差を詰めて上位には入ったものの、大手メーカーの最新車にはやはり速度で劣っていた。

補給のための滞在中、ホトトはギルズスネークのタトゥーが入った人物を目撃し、ギルの様子を偵察していた。ギルたちはデスバレーの入り口の絶望の谷に障害物を仕掛けて他の参加者を足止めし、自身が先行した後に隘路を爆破させて道を塞ぐという卑怯な作戦を練っていた。

ホトトは、それを盗み聞きしているところをギルの部下に発見されてしまう。ホトトは拘束されて箱の中に詰められ、道端に遺棄されてしまう。天晴はホトトを置いて出発すると発言していたが、なかなか帰ってこないホトトに流石の天晴も心配し、スタートを遅らせて帰ってくるのを待った。ホトトは自力で箱から脱出し、天晴に合流。スタート時と同じく後方から追い掛ける展開となった。

謎の人物リチャード・リースマン

天晴の進路を妨害したけど、すごく低姿勢なリチャード・リースマンなる人物が登場した。意味あり気な登場の仕方で、しかも顔は傷だらけ、声優は津田健次郎と重要なポジションの人物のような匂いがぷんぷんしている。顔の傷からするに堅気の人物ではなさそう。

一方で、ギルの方はちょっとだけ顔が見えたけど、やっぱりほとんど仮面を被っていて声もなく姿が明らかになっていない。ホトトに反応していたので、ホトトとなんらかの面識はありそうな気はするが、ちらっと見えた顔は極悪人という感じではなかった。しかも作戦を盗み聞きしたホトトを亡き者にしてしまうわけでもなく、箱に詰めて道端に放置するだけという中途半端な対応。まるで意図的に逃げられるようにしているとすら感じてしまう。

ギルは「虐殺のギル」という異名を持っている人物だとは到底思えない。逆にリチャード・リースマンは真っ当な人物には見えない。実はリチャード・リースマンが本当のギルという可能性はないだろうか。しかしもしそうなら、リースマンはギルを騙られてるということになるから黙っていなさそうではある。自称ギルともグルという可能性も考えられそうだが。

レースの描写が短い

前回ようやくレースが始まって、レースの駆け引きなんかを今回描かれるのかと思ったら、放送開始直後にもうゴール周辺にシーンが移っていて、レース自体は最初の5分くらいで終わってしまった。ほとんどがレース途中の休憩中のシーンで、主は人間模様でレースは単にちょっとしたスパイス的な感じなのにガッカリした。道理で5話までレースが始まらないわけだ。

ただ迫りくる列車に対して、アルとディランやTJの対応が対比的だったのは性格や背負っているものの違いがよく出ていたと思う。アルはBNWの御曹司だから事故に遭うことは許されず、とにかく無事にレースを完走することが求められているから無茶を冒す必要がない。アルもそれを分かっているからの判断だった。

これまで天晴がどうにも好きになれなかったけど、今回はホトトが帰ってくるのを待ってて、若干好感度がアップした。ずっと自己本位的な描かれ方をしていたが、流石の天晴もホトトを見捨てることはできなかったようで安心した。

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