『グレイプニル』9話感想 村上陽太が隠していた真の実力

3.5

『グレイプニル』第9話「激突のマーク」感想です。

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前回あらすじ

修一は合体した後の記憶を失っていたが、千尋は覚えていた。しかし彼女は頑なに口を閉ざし、その態度に紅愛は不信感を募らせる。修一も正式にチームに参加することになった。チームには、自由に植物を操る春日勇や、透明になれる相原未来などがいた。後日、千尋は修一の記憶にあった江麗奈の電話番号にダイヤルした。千尋は修一が江麗奈と交際していたときの記憶を共有したが、その記憶は部分的に塗り潰され、修一は全く覚えていなかった。千尋は江麗奈をチームに勧誘するが拒否される。チームはコインを一気に集めるために、墜落したとされる宇宙船捜しを開始するのだった。

9話あらすじ

宇宙船が墜落した場所を予測し、そこに向かって歩みを進める一行の前にドクロのマークが出現した。別のチームの縄張りを誇示したものと考え、そこを迂回して先に進むことに。

池内の索敵能力で慎重に移動していたが、見通しの良い河原に出たとき、マークはこの場所に誘き寄せるための罠だったと紅愛が気付く。その様子を円をリーダーとするチームが高所から眺めていた。

沙耶香のチームはその場を離れるが、円のチームのムカデ型をした森田が追いかけてきた。修一は変身して戦うが、返り討ちに遭い、沙耶香が捕らえられてしまう。森田は、過去に戦った女の頭部を携えていて、それを脅しに使う卑劣漢だった。

そのピンチに立ち上がったのは陽太だった。彼は今まで隠していた真の実力を発揮し、森田を一撃で仕留めた。沙耶香を救出し、勇の能力でバリケードを設置して凌いでいたのだが、そのバリケードごと円が粉砕。

円は陽太の渾身の一撃にも何のダメージも受けず、圧倒的な強さだった。円は修一の着ぐるみの中に紅愛が入る様子を見て興味を持ち、ターゲットを2人に絞るのだった。

村上陽太の覚醒

陽太の能力がずっと気になっていたが、ようやく明らかになった。完全に変身するわけではなく、腕が強化されていた。しかし実はめちゃくちゃ強いのでは、と想像していたのだが、森田は一撃で粉砕したものの、円には全く歯が立たず、少しガッカリだった。勿体ぶってたから三部よりも実は強いのかと思ってたのに。

陽太は友達を守ろうとしたと言うから、元々正義感が強いんだろうけど、どういう願いをしてこの能力を身につけたのだろうか。友人を守ることができたって事実があるんだから、誰かを護る力が欲しいって頼んだわけでもないだろうし。そもそも力は別の望みに付随的に付いてきたものなのかもしれないが。

あと最近、修一と紅愛のコンビがやられっぱなしなのがモヤモヤする。このコンビ何気に普通に戦って勝ったのは氷川戦だけじゃないだろうか。森田とかいう明らかな噛ませにもやられちゃうのは寂しい。陽太の強さをわかりやすくするためだとは思うのだが、修一が戦おうとするのを陽太が制止させるという展開でも良かったのかなと思った。修一が弱くなったのは、紅愛の気持ちに整理がついてないからというのを表現するためなのだろうか。

円戦はどういう戦い方をするのか次回が楽しみ。千尋と合体すれば余裕で倒せるとは思うが、紅愛は絶対許さないだろうしなあ。紅愛と修一が合体するとも思えないし。円自体は部下思いで、ミスを責めないし、何気にいいやつ。ちょっとガンダムのヤザンっぽいなと思った。あと最後のスタッフロールに虻川の名前があった。虻川は修一のクラスメイトの名前だから、円のチームに参加しているのだろうか。虻川とつるんでいたヤンキーもチームの中にいるのかもしれない。沙耶香のちょっとえっちなシーンもあって良かった。

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