『GREAT PRETENDER』15話感想 日本を舞台にした最終章がスタート

3.5

『GREAT PRETENDER(グレートプリテンダー)』第15話「CASE4_1 Wizards of Far East」感想です。

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前回あらすじ

「ロンドンの雪」がオークションにかけられた。目標は早々に達成され、計画は成功かと思いきや、シンシアが現れ、アドリブに更に価格を釣り上げていく。仲間に緊張が走るが、最終的にコールマンが1億ポンドで落札。「ロンドンの雪」はマリーの元へと戻った。ところが、エダマメは真作と贋作を入れ替えており、手元に残っていたのは贋作の方だった。マリーはトーマスの想いを感じ、贋作の方を気に入ってくれた。シンシアはトーマスと久方ぶりに睦まじく過ごす。別れのあと、シンシアはトーマスとの思い出を胸に秘め、思い出の品を川に捨てるのだった。

15話あらすじ

エダマメは日本に帰ってきた。やはり堅気の仕事がしたいと、エダマメは貿易業を営むスカーレット商会に就職する。

エダマメの仕事ぶりに上司の石神から気に入られ、会社のトップに紹介される。トップは極道の女を思わせる容姿の朱雀アケミという人物だった。彼女もエダマメに一目置いた。

エダマメは石神と秘密裡の仕事のためにベトナム・ハノイに向かった。その仕事とは未成年者の人身売買の取引であった。エダマメは明らかな非人道的行為に動揺を隠せない。

エダマメはスカーレット商会はヤクザのフロント企業だと確信する。彼をその会社に就職するように誘導したのは、やはりローランであった。彼の次のターゲットは東南アジアで非道の限りを尽くす朱雀連合会だった。

最終章がスタート

新章がスタート。Netflixの一覧を見る限りどうやら最終章のようだ。前半パートは第1クールのあらすじ紹介で、2クール目から入る人にも配慮してある。章のキーワードを占うカプセルトイは伊達政宗だった。あんまり戦国武将に興味はないが、天然痘にかかったことは知っている。でも、それはアニメには関係なさそう。色々ネットで調べてみると父親殺しをやっているらしい。このアニメで父親と言えば、エダマメの父親が人身売買の罪に問われた件が真っ先に思い浮かぶ。今回はエダマメ自身も人身売買に加担してしまった。その部分でリンクがありそうな感じはする。伊達政宗は、他にも仲間を何人も撃っているなどろくでもないエピソードがいくつか出てきたので、仲間の裏切りなんかもひょっとするとあるのかもしれない。

新章の舞台は日本。日本のアニメだから大団円にふさわしい舞台かもしれないけど、南米がなかったのはちょっと残念。ガチのマフィアとのコンゲーム(デスゲームになるかもしれないが)を少し楽しみにしていたのに。設定はかなりショッキング。東南アジアの少年少女をヤクザが売買している。『グレプリ』は海外で人気があるらしいけど、日本では未成年の人身売買が横行していると勘違いされそう(実質的人身売買である技能実習生という本当の社会問題を扱うのは流石に無理だったか)。朱雀連合会のボスが女性で、それがいかにもなルックスなのは海外を意識したものかもしれない。

サムも登場。ローランに協力するようだ。最終章らしくなってきた。シンシアがアラフォーだったのにはビックリ。少なくとも35歳以上ということになる。それだったらクラークに年増扱いされるのも分からんでもないかも。

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