『星合の空』EDのダンス振り付けにトレース(パクリ)疑惑 著作権侵害に当たるか?

現在放送中のアニメ『星合の空』のエンディングはぽっちゃりの生徒会長の春日絹代をはじめとして登場人物がエンディングテーマに合わせてダンスをするという演出になっているが、そのダンスが無許可でのトレース(パクリ)ではないかという疑惑が持ち上がった。

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星合の空のエンディングの元ネタ?

『星合の空』は弱小男子ソフトテニス部の部活動を通して、現代の中学生の悩みや青春を描いていくアニメである。『星合の空』のエンディングはダンスシーンで構成されていて、春日絹代がキレキレのダンスを披露する一方で、他の登場人物はダンスをサボったり適当にやったりと、キャラクターの性格に沿ったダンスを披露している。

視聴者の中で割と話題になっているエンディングなのだが、それがトレースではないかという疑惑が浮上している。

振付師であるめろちん氏の『ELECT』という楽曲の振り付けらしいが、確かによく似ている。ただし全く構成が一緒というわけではなく、部分的にトレースしているようだ。

振り付けに著作権はあるか?

ここで問題になるのは振り付けに著作権があるのかどうかということだろう。弁護士の岡本健太郎氏は以下のサイトで次のように述べている。

「ダンスの振り付けが著作物に該当するというためには、それが単なる既存のステップにとどまらない顕著な特徴を有するといった独創性を備えることが必要である」との基本的な考え方を述べた上で、
1. 基本ステップから構成され、その流れや展開がありふれている振付け
2. 基本ステップに若干のアレンジを加えたに過ぎない振付け
3. 単純な動きであって顕著な特徴がない振付け
等について著作物性を否定しています。
引用:骨董通り法律事務所

私はダンスに詳しくないので分からないのだが、このめろちん氏の振り付けは独自性があるものなのだろうか。素人目に見るとどこにでもありそうなダンスに見えるのだが、プロから見ると全然違うのかもしれない。既存のステップの組み合わせであれば著作権侵害は認められないものと考えられるし、独自の振り付けであれば、著作権侵害に該当するだろう

なお様々な判例を調べると、ダンスの振り付けの著作権が認められるのは難しいらしい。海外でもフォートナイトというゲームのエモートで振り付けをパクられたと訴えたダンサーがいたが、その訴えは退けられている。

追記:さらなるトレース疑惑

踊り手の七河みこさんも一部をパクられていると主張した。こちらは一連のダンスが全て同じで、トレースしたのはほぼ確実なように思う。

まとめ

動き自体はよく似ているのでトレース、少なくとも参考にしたのは確実だろうと思う。著作権が認められるか認められないかは置いといて、参考にしたのだったら、とりあえず許可は取っておくべきだった。『星合の空』は意欲的なアニメで私も面白いと思っていたので、このような形でケチがついてしまったのは残念だ。

落としどころろしては、参考にした方々に幾分かの報酬を支払い、クレジットに名前を追加するという感じになるのだろうか。

ちなみにだがダンスEDで有名な『涼宮ハルヒの憂鬱』もパクリ疑惑がある。こちらはあまり問題になっていないが、アニメ業界ではバレなきゃいいみたいなところがあるのかもしれない。

コメント

  1. やぎ より:

    ご本人も作品に対してのコメントはしていないのに、ケチがつくって表現はどうなのでしょうか…

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