『IDOLY PRIDE』3話感想 LizNoir(スフィア)に憧れる星見プロ(ミューレ3期生)

『IDOLY PRIDE(アイドリープライド)』第3話「誰もが答えを探してる」感想です。

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3話あらすじ

共同生活が始まったが、琴乃はメンバーとも上手く付き合えず、距離をおいていた。そんな中、琴乃の友人である伊吹渚もメンバーに加わることになった。ある日、かつて麻奈のライバルであったアイドルユニットLizNoirが星見プロダクションを訪れる。メンバーは彼女たちのパフォーマンスに圧倒され、アイドルへの憧れを新たにし、琴乃もトップアイドルになるために少しずつメンバーに心を開いていくのだった。

LizNoirが登場

星見プロダクションのライバルとしてLizNoirが登場。バンプロダクションという大手事務所に所属しているが、星見プロダクションの三枝伸司のことを慕っているようだ。彼はかつてバンプロダクションに勤めていたと語られていた。LizNoirは4人組だと事前情報で聞いていたが、出てきたのは2人だった。声優は戸松遥と高垣彩陽。残りの2人は後から加入するのだろうか。当然、残りの声優は寿美菜子と豊崎愛生で、スフィアがLizNoirを演じることになる。キャラクターもどことなく、スフィアのメンバーのキャラクター(個性)に似ている

星見プロダクションの半分はミュージックレインの3期生だから、星見プロがLizNoirに憧れるという構図は、ミューレの3期生が1期生に憧れるというのと重なる。事務所の内輪ネタを見せられてるような気になってしまった。3話は星見プロ(琴乃たちのこと。ユニット名が決まってないから呼びにくい。)よりも、むしろLizNoirのほうが目立っていたと思う。LizNoirのパフォーマンスのほうが作画が気合入ってたし。1話は麻奈主体で3話はLizNoirと、星見プロの話が薄いのがちょっと気にはなる。メンバーがどんな性格なのかというのは今回少しずつ分かってきたけど、まだまだ内面を掘り下げてほしい。

これは『アイプラ』に限らずどのアイドルアニメでもそうなんだけど、トップアイドルであることを表現するために、ダンスや歌などのパフォーマンスが優れているということを見せるのはずっと違和感がある。現実世界でのトップアイドルはパフォーマンスが優れているわけじゃないのは明らかだし、アイドルが売れるか売れないかっていうのは、生まれ持った資質にあると思う。とはいえ、アイドルに憧れる女の子が、パフォーマンスが良ければ売れると勘違いするのもあり得ることなので、琴乃たちがパフォーマンスを磨こうと思うのも普通なことだとは思うが。

星見プロのメンバーの性格

星見プロにさらに琴乃の友人である伊吹渚がメンバーに加わった。個人的に一番好みかもしれない。演技はお世辞でもいいと思わないけど声が好き。見た目も好き。性格はまだよくわからないけど、琴乃に接する態度を見る限り献身的な子のようだ。しかし、琴乃に友人がいるというのが意外だった。絶対友達いそうにないのに。お昼休み一緒にお弁当食べるような子には見えないのに。きっと渚も琴乃の友達になるには苦労したに違いない。あと白石紗季はしっかり者で風紀委員みたいな子。その妹の千紗は内向的。成宮すずはあほの子のお嬢様。兵藤雫はガチのアイドルオタクというのは分かった。オーソドックスなアイドルものという感じのメンバー構成だ。千紗が内向的になったのはたぶん紗季のせいだと思う。

まあキャラクターはいいのだけど、やっぱりミューレの3期生の演技が他事務所の声優陣よりも見劣りしてしまう。わざとらしくない演技と言えばそうかもしれないけど、他の声優陣との統一感が取れてないので浮いて聞こえる。まあ初主演だから仕方ないのかもしれないけど、合格してからデビューまで結構期間が長かったので、もっと仕上げてくるのかなと思っていた。ミューレ3期生の中では、相川奏多と橘未來が上手くて、前者が『ワンダーエッグ・プライオリティ』の主役に抜擢された理由が分かった気がした。

前回あらすじ

長瀬麻奈の妹である琴乃は、麻奈のネクストビーナスグランプリ優勝の夢を代わりに叶えるために、星見プロダクションの門を叩いた。そこで、偶然オーディション会場に入り込んだ川咲さくらと出逢う。彼女は麻奈とよく似た歌声を持つ少女だった。ソロを希望していた琴乃だったが、さくらの歌声に惹かれ、グループアイドルを受け入れる。オーディションに合格した2人は、他に合格したメンバーと絆を深めるために共同生活を行うことになった。

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