『IDOLY PRIDE(アイドリープライド)』11話感想 麻奈の思いとともに準決勝の舞台へ

『IDOLY PRIDE(アイドリープライド)』第11話「命の音燃やして」感想です。

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11話あらすじ



さくらが麻奈の歌い方から脱却したために、麻奈がだんだんと消えていってしまう。残された時間が少ないと感じた麻奈は、琴乃と話をしたいと思うようになった。琴乃は麻奈の幽霊がいると告げられ困惑したものの、準決勝の相手のLiz Noirのメンバーの莉央の麻奈に対する思い、そして麻奈の書き残した日記に触れ、麻奈に自分のアイドルに対する決意と覚悟を滔々と語った。準決勝は月のテンペストが勝利。決勝戦は星見プロダクション同士の戦いに決まった。

消える命、咲く命

麻奈はやはり、さくらが麻奈の歌い方を辞めたことが原因で消えていくようだ。通訳に航平と芽衣を同室させずに、琴乃が麻奈に一方的に語りかけるシーンは良かった。航平と芽衣が近くにいて琴乃の独白を聞いていたのは、ちょっと興醒めだったけど。琴乃は麻奈になんと言われようが思われようが、自分でもう答えは出しているのだから、通訳は必要ない。琴乃の中で折り合いがつけられればそれでいい。

準決勝戦は月のテンペスト(月スト)の勝利に終わったけれど、アニメを観ている側からすると、普通にLiz Noir(リズノワ)の勝利だったと思う。リズノワの方が演出も派手だったし、2人組なのにパワーを感じた。なんで月ストが勝てたのかはよく分からない。月ストの新曲も今までの月ストの曲っぽくなったし。リズノワは、追加メンバーの2人も登場していた。まさか最後まで2人でやるとは思わなかったな。準決勝で4人組になってたら新鮮さもあって勝てたかもしれないのに。

ベスト4に残ったのが星見プロダクションが2組とバンプロダクションが2組。そのバンプロは元々星見プロの社長が在籍していた事務所で、リズノワはその社長がプロデュースしたグループ。さらに決勝に残ったのは星見プロの新人アイドルが2組。そのうち一方は長瀬麻奈の妹が在籍しているアイドルグループで、もう一方は長瀬麻奈の再来という触れ込みで人気になったアイドルが在籍しているグループ。そしてその2組のプロデューサーは、長瀬麻奈の元付き人。こんなもん現実世界でやられたら、絶対出来レースだと思うわ。SNSが大炎上してもおかしくない。次回のネクストビーナスグランプリは確実に人気が出ないだろう。

以前は琴乃と莉央はバチバチの険悪ムードだったのに、いつの間にか割と仲良くなって琴乃から莉央を呼び出すまでになっててビックリした。一体いままでに何があったんだろうか。次回は最終回。月スト対サニピになると思うけど、勝敗は描かれなさそうな気がするな。それで続きはゲームでという感じだろうか。

前回あらすじ

準決勝第1試合はサニーピース(サニピ)対TRINITY AiLE(トリエル)に決まった。トリエルのリーダーの天動瑠衣はバンプロダクション社長の朝倉恭一の実娘であった。無敗記録を伸ばして、麻奈を超えることを目標にしていた瑠衣だったが、麻奈の歌い方を封印し、新曲を引っさげて登場したサニピに敗れてしまう。失意の中の瑠衣に対して朝倉は初めて彼女のステージパフォーマンスを褒め、父親を認めさせることができたことに瑠衣は涙するのだった。

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