『彼女、お借りします』10話感想 栗林と千鶴の花やしきデート

3.0

『彼女、お借りします』第10話「友達の彼女 -トモカノ-」感想です。

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前回あらすじ

千鶴とのデート中に瑠夏が現れ、和也をむりやり引き剥がし、ホテルへと連れて行く。瑠夏は自分には和也の跡取りを残す覚悟があると攻め寄った。正月。和也と千鶴は家族と一緒に初詣。しかし、再び瑠夏が現れる。ホテルで和也のスマホを盗み見ていたのだ。瑠夏は和也の祖母に彼女だと言い放った。和也は瑠夏のことを虚言癖だとごまかすが、瑠夏はさらに真実を告げようとする。しかし、和也の祖母の千鶴に対する想いの強さに躊躇われ、瑠夏は和也に長期戦を宣言するのだった。

10話あらすじ

バイト代を手に入れた和也。何に使おうかと悩むが、友人たちから栗林がずっと消沈しているという話を聞く。そこで和也は栗林を励ますために計画を立てる。

栗林を駅前に呼び出した和也。待っていると現れたのは千鶴だった。千鶴はレンタル彼女だと言い、栗林をデートに誘う。困惑する栗林だったが、千鶴を無下にするわけにもいかず、遊園地でデートすることになった。

なんだかんだデートを楽しむ栗林。夜になり別れが近づく。そこに和也が現れた。和也は自分と千鶴の関係はレンタル彼女だったと告白し、今日は栗林を元気付けるために計画したものだと告げた。栗林は元気を取り戻す。

後日、千鶴が和也をベランダに呼び出す。千鶴は後輩のレンタル彼女の練習相手になって欲しいとお願いするのだった。その後輩は桜沢墨というらしい。

今回のエピソードの位置づけ

今回のエピソードの位置付けがよく分からん。たぶん1クールのアニメだと思うんだけど、10話でこれをやった理由が分からない。私は原作を読んでないので、今回の話に重大な伏線があるのかどうか知らないが、せいぜい大事なのは千鶴が本当は和也のことを気になっているということがそれとなく栗林に伝わってきた(視聴者に伝わった)ということくらいで、特別なことがあるように思えない。このエピソードで1話使うのだったら、マミをもう少しフォローしてあげてもいいんじゃないかという気もする。ただの性悪女にしか思えないが、その理解で正しいのだろうか。

まあ栗林を放置したままだと和也のイメージが地に落ちてるので、このエピソードを追加したんだと思うんだけど、その割には和也がいま瑠夏と付き合ってるということは栗林に最後まで伏せていた。むしろ瑠夏と和也が恋人関係という方が栗林にはショックになるんじゃないだろうか。栗林は和也と対等な関係になったと思い込んでるけど、実際は和也は栗林が恋した女性に迫られ続けて、根負けして付き合ったという事実を知ったら、栗林はノックアウトして東尋坊に片道切符で向かってしまうのではないかという気すらする。

明かしたら栗林があまりにかわいそうなので、和也は伏せていて正解だと思うけど、なんか釈然としないものは残る。そもそも栗林に千鶴がレンタル彼女だとバラすのであれば、瑠夏と和也が付き合う必要もなかったので、脚本が破綻しているような気もする。まあ付き合ったのは瑠夏に路上で泣かれて収拾つかなくなったからというのもあるけれども。

次回はようやく待ち望んでいた桜沢墨が登場。すごい人見知りで恥ずかしがり屋っぽい感じだけど、彼女もレンタル彼女だったんだ。このアニメは結構トリッキーなキャラが多いので、人見知りも演技だったとかだったら悲しい。普通の良い子であって欲しい。

どうでも良いけど、大学生のデートで花やしきってありなんだろうか。いくら相手がレンタル彼女でも最初のデートとして選ぶのはないと思う。千鶴からしてみたら、あくまでレンタル彼女で気があるわけじゃないというのを伝えるために、あえて選んでるのかもしれないけど。いずれにしても花やしきは狭いから、13時待ち合わせで夜まで遊ぶのは不可能だと思う。

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