『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』第8話「Instinct olquestra」感想です。
前回あらすじ
頑張りで赤点を回避できそうだったロゼッタ班。ところが、ラヴィが勝手に地図を盗んだことが発覚してしまい大減点。再び退学危機に陥ってしまう。シュガーポケッツのオルケストラを見ていたティアラは、自分たちもオルケストラを開催しようと提案。リネットは躊躇していたが、親友のラトゥーラの言葉で前向きになり、オルケストラへの参加を決めた。ティアラは理事長にオルケストラの開催許可をもらいにいく。
8話あらすじ
クロエはティアラに「Ray」時代の仲間たちの話をする。「Ray」のメンバーは昔と今では大きく変わっていた。そして「Sadistic★Candy」のアンジェリカは、「Ray」のあんじぇであると知った。
クロエはオルケストラの許可を出す。ティアラたちはダンスや歌の特訓、衣装作りや歌詞創作などに慌ただしい日々を送った。音響や照明装置は魔導力学の知識が必要のため困っていたところ、メアリーベリーが協力を申し出てくれた。そのほかの友人たちの助けもあり、なんとかオルケストラに漕ぎ着ける。
ユニット名は「みんなを照らす光になれたら」というティアラの願いから、リネットの提案で「LiGHTs」に決まった。
オルケストラは大成功を収める。メトリクスタワーが黄色に光り、退学回避条件を達成。喜びに湧き立つメンバー。
しかし、そこに通知書が届けられる。そこには「今日のオルケストラは対象外の区画まで計測されていた」というものだった。
Rayのメンバー
Rayのメンバーが紹介された。「純血の貴公子」カミラは亜人でボーイッシュなナルシスト。女の子にモテそう。今はドルトガルドで魔法の研究をしているらしい。「小さな大天使」あんじぇはぶりっ子で心優しい正統派ろりっ子。アンジェリカと同一人物。なんで豹変したのかと思ったけど、身長が170cm超えてて、あんじぇのキャラクターを続けるのはキツそう。
「優艶なる舞姫」ユズリハは老成した喋り方で極度の百合。この世界は特殊な性的嗜好を持つ人が多い。「真紅の歌姫」エリザは研究熱心でしっかり者。全キャラクターの中で一番の常識人かもしれない。ティアラの姉で、ウェールランド国の第一王女。「冥府より来たりし蒼き死神」クロエは厨二病のやばい人。現フローラ学園の理事長。毎日昔の黒歴史を思い出して枕に顔を埋めてそう。
Rayの中の人は花澤香菜や佐倉綾音など有名声優が多い。こういうキャスティングはアイドルコンテンツに良くあって、有名な声優をちょっと入れておくことで、その声優のファンがアニメやゲームを見たり触ってくれることもあるし、いざとなったらライブに呼んで集客も見込める。でも、あんじぇとアンジェリカが同一人物という設定のために、雨宮夕夏さんがひとりベテラン声優陣に放り込まれる形になってて大変だなと思う。演技的な違和感は一切なかったけど。
LiGHTsのオルケストラ
LiGHTsのオルケストラが初お披露目。曲のタイトルがすごい。7000垓(seven hundred sextillion)は曲名史上最大数じゃないだろうか。那由多とか恒河沙とかあるかも知れんが。率直に言うと、パフォーマンスは今までのユニットと比較して、そこまでいいと思わなかった。最初に5人がバラバラに飛んだために、ライブの迫力感がなくなったような感じがした。でも、本当はメトリクスタワーが黄色に光るまでに足りていなかったという事実がCパートで明かされ、それも多分わざとだったんだろうと理解した。きっと最終話あたりで、本気のLiGHTsのパフォーマンスが見られるのだろう。楽しみだ。
余談だけど、昨日ラピスリライツの初単独イベントの配信を観た。キャストの前と後ろにスクリーンを設置して、声優のダンスに合わせて前のスクリーンに魔法などの演出を投写する演出は良かった。声優のライブってエンターテイメント性はあんまりないことが多くて、あくまで声優のファンが楽しむ場所になっているけど、ラピスリライツのライブは、声優のファンでなくても楽しめると思う。
コメント