『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』第9話「Gradience」感想です。
前回あらすじ
クロエからオルケストラの許可をもらったティアラたちはダンスや歌の特訓、衣装作りや歌詞創作などに慌ただしい日々を送る。友人たちの助けもあり、なんとかオルケストラに漕ぎ着けた。ユニット名は、みんなを照らす光になれたらという願いから「LiGHTs」に決定した。オルケストラは大成功。メトリクスタワーが黄色に光り、退学回避条件を達成したと喜ぶメンバーのもとに、今日のオルケストラは対象外の区画まで計測されていたという通知書が届けられるのだった。
9話あらすじ
LiGHTsはあえなく退学になって学園から追い出されてしまった。従者がティアラを迎えにやってくる。ティアラはウェールランドの第二王女だった。
取り残された4人はラトゥーラの好意で、彼女のバイト先に居候することになった。バイトをするだけの生活を続ける4人に、アンジェリカとルキフェルが厳しい言葉を投げかける。
ロゼッタはティアラが心配で、送別会もすることなく実家のブリストルに帰ることに。3人になったLiGHTsのところにリリ、ココ、メリッサがやってくる。
絆を守るのが自分の夢だというココの言葉に励まされた3人は、自分たちもティアラを迎えにブリストルに行くことを決断するのだった。
離ればなれになったLiGHTs
結局退学になってしまい、ティアラは故郷に連れ戻されてしまった。退学になることを知っていたかのタイミングで迎えが来たので、姉のエリザがティアラを連れ戻すために妨害したのではないかと思った。ずっと入学に反対していたらしいし。クロエとも内通していて、対象外の区域まで計測されていたのいうのは、ティアラの覚悟を測るためについた嘘という結末も考えたけど、それはないかな。
従者が迎えに来たときに、ティアラは「私はずっとこの仲間たちと一緒にいたい」と言うのかと思っていたけど、兵士がロゼッタに危害を加えそうになっていたとはいえ、あっさりと故郷に帰ってしまったのは意外だった。ロゼッタも送別会なしに地元に帰ろうとするし、自分があの3人の誰かなら迎えに行く勇気ないな。ティアラは迎えに来て欲しくないんじゃないかって考えてしまう。しかも出逢ってから数ヶ月の話だし。そのことを友人に話したら「そういう細かいことは考えないから成績最下位なんだろ」と言われてなんか納得してしまった。
あとアシュレイの虫歯のエピソードはなんのために必要だったのかよく分からなかった。アンジェリカやルキフェルと会話するためだったとしても、彼女たちの言葉で、ラヴィたちが何かを決心したような描写はなかったし、ブリストルに行くと決断したのもココの言葉が最も重要だったと思う。次回以降になにかの伏線になるのなら分かるけど、何もないんだったらアシュレイが可哀想。なんとなく、切りのいいところで終わらせるための尺稼ぎだった気がしないでもないが。
ベスカルクという街が魔獣の群れに襲撃されて全滅という伏線のようなものが挿入されていた。LiGHTsが復活して、マームケステルの街が魔獣に襲撃されて、Rayと一緒にオルケストラをして魔獣退治をするなんていうラストになるのではと想像した。その功績で、ティアラたちが復学できるという展開もありそう。
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