『LISTENERS』1話感想 ロックの要素を取り入れたエウレカセブン

2.5

『LISTENERS』第1話「リヴ・フォーエヴァー」感想です。

スポンサーリンク

1話あらすじ

エコヲはリバチェスタという街でゴミ拾いをして生計を立てていた。ある日、ひょんなことからゴミの山の中から女の子を発見する。

その女の子はミミナシと呼ばれるモンスターとイクイップメントというロボットを操ることで戦うことが出来るプレイヤーという存在だった。しかし彼女は記憶を失っていて、自分の名前も思い出せなかった。

エコヲはプレイヤーに憧れを抱いていて、イクイップメントを自作する趣味を持っていた。しかし、自分がミミナシと戦うことは想像もしておらず、諦念を持っていた。

女の子はそんなエコヲの煮え切らない態度に愛想を尽かし、街を出て行こうとしていた。そこにミミナシが現れる。

エコヲは女の子を追いかける。女の子の持つコアパーツを使い、エコヲのイクイップメントが起動。ミミナシの撃退に成功する。エコヲは、持っていたコアパーツの名前から女の子をミュウと名付けた。

リフがロックになったエウレカセブン

ストーリー原案が『カゲロウプロジェクト』のじんと『交響詩篇エウレカセブン』の佐藤大ということで、リフがロックに変わったエウレカセブンというフレーズがぴったり来るアニメだった。

アニメ『メカクシティアクターズ』も見たけど、このアニメからもその雰囲気をかなり感じた。ありがちなボーイミーツガールストーリーだし、ストーリー展開やアニメの設定に若さを感じた

スクラップに覆われた街で、ゴミ拾いをして生活している主人公は、特に夢を持たずに日々の生活を営んでいるというとすごく退廃的な感じがする。だけど、それが、アンプをプレイヤーに挿したらロボットがどーんと出現して、バンバン敵を倒していくという稚気に溢れる設定にマッチしないと思う。

一方で、謎の多いミュウはエウレカを快活にしたようなキャラクターで、エコヲとミュウの性格は、レントンとエウレカを逆にしたような印象を受けて、あまり新鮮味がなかった。

まあバッサリ言ってしまえば、あんまり面白くなかったのだ。期待していたのに。一番不満だったのはやっぱりロボットがカッコよくない。『エウレカ』はリフに乗るロボットに爽快感があったが、そういうのもなかった。ロボットがダサいのは、寄せ集めのパーツで作ったからで、これから進化していくんだろうなという気はするんだけど、魅力は感じなかったなあ。

ロボット以外にロックミュージックももう一つのテーマにあるのだが、私がロックに詳しくないので、これもいまいち良さが分からなかった。これは私が完全に悪いのだが。音楽素人の意見だが、戦うときにミュウが歌うのじゃダメだったのかな?てっきり歌うものだと予想していたけど。マクロスみたいに音楽で世界を救うのかと思っていた。

でも制作がMAPPAだけあって、作画は綺麗だったと思う。個人的にはどうせならボンズに作って欲しかったという気がしないでもないが。余談だが、プレイヤーはplayerだとずっと思っていた。どうやらprayerらしい。なんで音楽なのにplayじゃなくてprayなんだろう。

作品情報

イントロダクション

この世界は【ミミナシ】と呼ばれる謎の生命体により、人類はその生活を脅かされていた。 ミミナシに対抗することができるのは、戦闘メカ【イクイップメント】とプラグインし、操ることのできる【祈手(プレイヤー)】という能力者のみ。 スクラップの街「リバチェスタ」で暮らす少年・エコヲは、10年前、ミミナシと祈手(プレイヤー)との大きな戦い【フェス】で伝説を残した祈手(プレイヤー)・ジミを目撃して以来、密かに祈手(プレイヤー)に強い憧れを抱きつつも、燻り生きてきた。 しかしある日、いつものようにゴミ山で採掘仕事に励んでいたエコヲは、記憶喪失の少女・ミュウと出逢う。 腰にインプットジャックが空いた彼女もまた、祈手(プレイヤー)の一人だった。 やがて二人は、彼女の出自や、フェスの中心人物でありながら謎多き人物・ジミを追う旅に出る─

スタッフ・キャスト

スタッフ

原案:1st PLACE / 原作:1st PLACE・スロウカーブ・Story Riders / 企画・プロデュース:スロウカーブ / 監督:安藤裕章 / ストーリー原案:じん・佐藤大・橋本太知 / シリーズ構成:佐藤大 / キャラクターデザイン:pomodorosa / アニメーションキャラクターデザイン:鎌田晋平 / サブキャラクターデザイン、総作画監督:小泉初栄・高原修司 / メカニックデザイン:寺尾洋之 / 色彩設計:末永絢子 / 美術監督:谷岡善王 / 撮影監督:柳田貴志 / CGI監修:川原智弘 / CGIディレクター:後藤泰輔 / 3DCG:しいたけデジタル / 編集:武宮むつみ / 音響監督:小泉紀介 / 音響効果:西村睦弘 / 音響制作:dugout / 楽曲プロデュース:じん / 音楽:L!th!um / 音楽制作:DMM music・清水聖太郎(EDWORD RECORDS) / アニメーション制作:MAPPA

キャスト

エコヲ・レック:村瀬歩 / ミュウ:高橋李依 / ニル:釘宮理恵 / ロズ:花澤香菜 / 殿下:諏訪部順一 / リッチー:上村祐翔 / ライド:八代拓 / ジャニス:上田麗奈 / ロバート:銀河万丈 / ホール:下野紘 / キム:田中敦子 / ウェンディ:本名陽子 / リサ:ゆかな / レオ・マーシャル:千葉繁 / アイン・ノイバウテン:大原さやか / シュテュル・ノイバウテン:日笠陽子 / ツェンデ・ノイバウテン:黒沢ともよ / スエル・レック:佐藤利奈 / マッギィ:チョー / サリー・シンプソン:島袋美由利 / トミー・ウォーカー:中村悠一 / エース元帥:大塚芳忠 / ビリン・ヴァレンタイン:水樹奈々 / ケヴィン・ヴァレンタイン:山寺宏一 / ジミ・ストーンフリー:福山 潤

コメント

タイトルとURLをコピーしました