『推しが武道館いってくれたら死ぬ』3話感想 玲奈ちゃんがかわいい

4.0

『推しが武道館いってくれたら死ぬ(推し武道)』第3話「わたしのこと好きですか?」感想です。

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前回あらすじ

岡山ガールズフェスタにChamJamが出演することになった。しかし出演メンバーは選抜で、人気のない舞菜の出演は期待薄だった。登場したのは、順番に人気上位メンのれお、空音、眞妃で、えりぴよが諦めていると、舞菜が登場する。舞菜は誰も応援してくれないと思っていたが、えりぴよの姿を認め、涙を浮かばせるのだった。

3話あらすじ

空音推しの基は空音ガチ恋勢だった。えりぴよやくまさからは半ば軽蔑されていたが、いつか空音と結婚するのを夢見ていた。そんな基は学生時代に空音がテニス部だったことを知ってショックを受けてしまう。

ある日、僻地のショッピングセンターでのイベントのために、えりぴよとくまさが前日から前乗りして漫画喫茶に宿泊していると、基からメールが届く。2人はスケジュールを一週間勘違いしていた。

急いで街に戻る2人だったが、イベント開始には間に合わず、えりぴよは後列で見る羽目になってしまう。すると隣に見慣れない女の子を発見。彼女は基の妹の玲奈で、岡山ガールズフェスタで舞菜を見て、舞菜のファンになった。

舞菜のファンが増えて嬉しい反面、複雑な感情を抱くえりぴよ。だけど自分一人の力では舞菜を武道館に連れて行くことはできないと、玲奈を翌日の公演に誘った。

公演後の握手会で、玲奈には笑顔を見せる舞菜を見て淡い嫉妬心を浮かべてしまうえりぴよ。その帰り道、電車で偶然、プライベートの舞菜と出くわす。えりぴよは挨拶だけを交わし、隣の車両へと移動する。その背中に舞菜は感謝の言葉をかけるのだった。

玲奈ちゃんがかわいい

基の妹の玲奈ちゃんがかわいい。ChamJamメンバーよりかわいいかもしれない。中学生くらいかと思っていたが、高校3年生だった。高3ってことは17歳くらいだから、空音のほとんど年齢変わらないんだな。かなり幼く見えるけど。普通兄弟に似た顔のアイドルは嫌いになってもおかしくないのに、基が空音推しなのは、ちょっといけないものを感じる。

玲奈が可愛いのはいいんだけど、アイドルとその他一般人ではキャラクター少し描き分けてほしかったなという気もする。二次元で「美少女キャラ」と言いながら、他のキャラと大して顔が違わないことに、私はしばしば違和感を感じてしまうタイプなので。まあ現実にも、アイドルよりかわいいファンは結構いるんだけども。

くまさと基のアイドル観の違い

基はガチ恋勢らしい。ドルオタはガチ恋の人も結構多そうなのでガチ恋と宣言することは憚られないけど、声優オタはガチ恋は完全に悪者扱いされてるので、もしガチ恋勢でもなかなかカミングアウトできない。テニス部にガッカリするシーンはクスッとした。でもテニス部よりもバンド組んでたとかの方がヤバそうなイメージ。一番あかんのは野球部かサッカー部のマネージャーだと思う。偏見だけど。

一方で、くまさは理想のドルオタというか、言うなれば親衛隊のような感じだろうか。えりぴよは、本質的にはくまさタイプだと思う。電車の中でプライベートの舞菜に出逢って横の車両に移動するシーンはオタの鑑だなと思った。だけど、玲奈に嫉妬心を感じるところとか少しガチ恋っぽいところもある。

オタクって結構複雑で、推しが売れてないときはもっとファンが増えてほしいって思うけど、実際に売れだすとモヤモヤしちゃうんだよなあ。そういうリアルな感情が作中にも出てて、すごく共感できた

ただ、えりぴよはなぜそこまで武道館に拘るのだろうか。今までアイドルに興味がなくて、舞菜に「一目惚れ」したんだったら、本当はガチ恋勢でもおかしくないと思うし、武道館に拘る理由もよく分からん。長年ドルオタを続けてきて、アイドルとしての舞菜に惹かれたのだったら、えりぴよの力の入れようも理解できなくはないのだが。

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