『推しが武道館いってくれたら死ぬ』6話感想 空音にスキャンダルが発覚?

4.0

『推しが武道館いってくれたら死ぬ(推し武道)』第6話「ぼくの全てが君だった」感想です。

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前回あらすじ

文はメイド喫茶でえりぴよに会ったと舞菜に口を滑らせてしまい、舞菜は自分から文へと推し変したのではないかと疑い、落ち込んでしまう。一方、中間発表で4位、3位と順位を上げていくゆめ莉。ある日の公演では、眞紀の提案で初めて前列でゆめ莉が踊ってみることに。ダンスの得意なゆめ莉は観客を魅了し、彼女も前列で踊ることの高揚感を味わった。その帰り道、ひょんなことから眞紀がゆめ莉に大量に投票していたことを知ってしまう。それは彼女が、ゆめ莉の魅力をファンのみんなに伝えたい一心からの行動だった。

6話あらすじ

空音は最初はアイドルに全く興味がなかった。ところが、れおがイベントをやっている姿を偶然見て彼女に憧れを抱いた。同時期にテニス部でダブルスのペアが解消されるという出来事があり、自分が誰からも必要とされていないのではと考えるようになった。

そして、空音はアイドルの門を叩く。そこにいたのは憧れていたれおだった。空音とれおはお互いに惹かれあっていった。ChamJamのデビューライブの観客はたった5人ほどだったけど、れおは将来の夢は武道館ライブとぶち上げる。

ある日、SNSに空音が男性と一緒に歩いていたという目撃情報が流れる。それは事実無根であったが、空音ガチ恋勢の基はあまりのショックに階段から落下するほどだった。

スキャンダルで空音の人気投票順位は下降し始める。基は空音を応援する気力を失い、これを最後の公演にしようと決めた。公演後の握手会で、空音に認知されていることを知った基は、やっぱり彼女を諦めきれなかった。

その後、妹の玲奈が基といたのを空音と見間違えたのではないかという可能性に気付き、基は安堵するのだった。

れおと空音も百合関係?

ゆめ莉と眞紀はラブラブのがっつり百合関係で間違いないと思うが、れおと空音もなんだか怪しい。お互いはアイドルとしての相手を尊敬しているような感じも受けるのだが、好きって言われたときに頬を染めたりするなど、まんざらでもないようだ。

しかし他に舞菜とえりぴよの関係も入れれば、百合カップルが3組もいることになる。アイドルアニメの皮を被った百合アニメと言っていいかもしれない。前も書いたが、ドルオタの多くは百合営業が好きというわけでもないので、この関係性は二次元のオタク向けの設定だろうか。私は百合は嫌いでないので問題なく受け入れるが。

アイドルになるまでの軌跡

その空音はアイドルの見本のような存在だなと思う。テニス部だったってのはまあ置いといて、ファンレターの名前を覚えてくれるし、握手会でも認知してくれるし、服を青色にしてきたのもちゃんと気付いてくれる。ちなみに空音と一緒に歩いていたという男性というのはたぶん私のことなのであしからず。

最近のアイドルは歌唱力やルックスなどももちろんだが、生い立ちやプライベートの様子でファンを獲得することもある。『推し武道』はそのメンバーがアイドルになるまでの軌跡も見せてくれるアニメなので、ついそのメンバーのことを応援したくなる気持ちが湧いてしまう。今までのアイドルアニメでは、そのアイドルユニットが成長する姿という「今」に焦点が合っていたことが多かったと思うが、「過去」も大事だと改めて感じた。

さっき、アイドルの皮を被った百合アニメと書いたけど、アイドルアニメとしてもしっかりポイントを抑えていて良いアニメだなと思う。たまに挟まれるコミカルなシーンもいいアクセントになってるし。

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