『推しが武道館いってくれたら死ぬ(推し武道)』第7話「舞菜のために走るんだ」感想です。
前回あらすじ
空音はれおに憧れを抱いて、アイドルになった。誰からも必要とされていないと感じていた自分を変えたいという思いもあった。空音とれおはお互いに惹かれあっていった。ある日、SNSに空音が男性と一緒に歩いていたという目撃情報が流れる。事実無根だったが、ファンは離れていってしまう。ガチ恋勢の基も空音を応援する気力を失ったが、最後にしようと決めた握手会で、やっぱり彼女を諦めきれなかった。その後、妹の玲奈と空音と見間違えたのではないかという可能性に気付き、基は安堵するのだった。
7話あらすじ
えりぴよがついに完全回復。今までの遅れを取り戻すべく、CDの購入費を稼ぐために、朝から晩までバイトを詰め込む。
文はスキャンダルがあった空音よりも自分の方が順位が低いことに悩み、ファンに相談すると子供っぽいキャラは人気が出にくいと言われてしまう。翌日、文はセクシーな雰囲気にイメチェンするが大スベリで、すぐに元に戻すのだった。
えりぴよはバイトのやりすぎで舞菜の幻覚が見えてしまい、川に落下。目が覚めて劇場に急いだが、人気投票期間はすでに終了していた。それでもえりぴよは舞菜の残りのCDを全て購入する。
スタッフにそのことを告げられた舞菜はえりぴよを追いかけるが、アイドルとファンはプライベートで接することができないという掟から、声を掛けることはできなかった。
人気投票の結果が発表。舞菜は最下位に沈んでしまったが、舞菜はえりぴよにぎこちなく感謝の気持ちを伝えるのだった。
人気投票の結果が発表
ついに人気投票の結果が発表された。最終結果は
1位 れお
2位 眞紀
3位 優佳
4位 ゆめ莉
5位 空音
6位 文
7位 舞菜
だった。あくまで噂レベルのスキャンダルで5位まで人気が落ちるってのもChamJamのファンは潔癖なアイドル原理主義者が多いんだなあと思う。男と一緒にいたという目撃情報があっても、大抵マネージャーとかスタッフじゃないのって解釈されそうなのに。元国民的アイドルグループなんて、ファンとやりたい放題やってても、テレビでどんだけ下品な発言してても、圧倒的1位を維持していたことを思うと、ある意味「健全な」ファンなのかもしれないけど。
不合理な理由で後列に落とされたとしても腐らずに一所懸命な空音はやっぱりかわいい。基がガチ恋になるのも頷ける。一方で、文が人気が伸びないことを悩んでいた。子供っぽいキャラは人気が出ないということも実際あるだろうけど、それ以上にメイド喫茶で常連ファンと話してるのがダメなんじゃないかと思う。そういう姿を見てしまうと、新規のファンが付きにくくなってしまう。
個人的には文は一番好きなキャラなんだけどなあ。子供っぽいキャラじゃダメって言われたらヒョウ柄着てくるあほっぽさとか、順位が6位だったときの露骨に嫌な顔とか、すごく素直で愛らしいキャラクターだと思うんだけど。なんで人気がないのか分からない。現実世界で人気投票したらきっと上位に入るはず。
今回は全体的にコミカルなシーンが多かったけど、このアニメはギャグシーンも面白い。テンポがいいし、なんといってもファイちゃん(ファイルーズあい)の声量の良さっていうか勢いっていうか、そのお陰もあると思う。アニメのコミカルシーンは冷めることが多いけど『推し武道』は本当うまく馴染んでる。
コメント