『戦翼のシグルドリーヴァ』第5話「館山基地合流遊撃隊!」感想です。
前回あらすじ
館山沖にチンアナゴピラーが出現。何度も復活するピラーの攻略法が分からず頭を抱えるアズズだったが、子供たちの動画がヒントとなり、ピラー4体を同時に破壊すれば倒せると判明する。ところが、チンアナゴピラーが基地の近くに出現し、英霊機に搭乗できなくなってしまう。そこで、水着を身にまとい、索敵圏外の海を通り、英霊機に乗り込む作戦を決行する。無事に基地に辿り着いた4人は、天塚弥生という新たなワルキューレの協力もあり、ピラーを殲滅した。
5話あらすじ
弥生は予定されている大反抗作戦の戦力として館山基地に赴任した。この作戦はオーディンが主導となり、富士プライマリーピラーの休眠期に一気に叩き、日本をピラーから解放するというものだった。
危険な作戦に納得の行かないアズズは、クラウディアを連れ立ってオーディンに直談判をする。オーディンは作戦には自信があると譲らず、アズズも不満がありながらも一応は納得した。
園香はかつて弥生と部隊が同じだった。そこで何かが起きて、ふたりの間に確執が生じた。園香は辛いことがあると司令室を訪ねていた。司令も年端のいかない少女に軍人をさせていることに責任を感じていた。
ピラーの休眠時刻が迫る。固唾を呑んで見守るワルキューレたち。そして予測通りに富士プライマリーピラーは休眠した。
前半の山場に突入
Aパートはお風呂。前回の水着回に続けて怒涛のお色気展開が続く。私の持論だけど、過剰なサービスシーンは制作陣がそのアニメ自体に自信がない現れだと思っているので、あんまり連発されても嬉しくはない。ただ、女の子の細かい挙動とかはかなり拘ってるなと思った。お風呂のとこじゃないけど、園香がめくれたスカートを戻すシーンとか好き。
その園香だけど、どうやら弥生とは何やら確執めいたものがありそう。理由はまだ明らかになっていないが過去の部隊でのできごとが関係しているようだ。園香が写真を眺めていたので、弥生のせいで仲間が失われたとかそんな感じだろうか。司令との会話の場面は、園香の気丈さと弱さが伝わってくるようで印象的なシーンだった。
そして次回からはどうやら前半の山場になりそうな富士プライマリーピラー攻略戦が始まる。日本の全勢力を集めた総力戦とのことなので激戦になりそう。そして、誰かがここで退場してしまう可能性もありうる。前回までは宮古のフラグがかなりビンビンに立っていたような気がしていたが、今回と次回が園香に焦点が当たっているせいで、園香がやばいんじゃないかという予感もしてくる。
ただ、宮古ならよくて園香だったらダメと言うわけではないが、個人的に園香を退場させる展開はないのかなと思う。アズズもオーディンに被弾が多いと意味深なことを言われていて不穏な気配はあるが、作戦の司令塔がいなくなるとストーリー展開すら難しくなりそうなので、それもなさそう。園香と弥生の確執を次回にまわしたというのもあり、園香を庇って弥生がいなくなるのかなとも思った。
しかし今更なのだが、ピラーの目的って一体なんなのだろうか。ただ地球を襲っているだけなのだろうか。富士プライマリーピラーを殲滅しなければならない理由もよく分からない。それをできるだけ早く退治しなければならない理由が分からないと、見ている側もワルキューレに感情移入しにくいのではないかと思う。
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