『ソマリと森の神様』5話感想 ウゾイとハイトラとの出会い

3.0

『ソマリと森の神様』第5話「揺蕩いの鳥」感想です。

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前回あらすじ

ムスリカはソマリの熱意に押されて、巨大な土網の木の根元に生える夜覚めの花へと案内する。ツチトカゲが出現するなどの困難を乗り越えて、夜覚めの花を持ち帰ったのだが、ゴーレムは日没までに帰ってくるという約束を反故したことを詰問してしまう。ショックを受けたソマリは自分の部屋に篭るが、疲れが重なり体調を崩してしまった。ゴーレムは自分の至らなさを後悔し、献身的にソマリの介抱をする。ソマリは無事回復したが、ゴーレムはずっと彼女と一緒にいると約束してしまうのだった。

5話あらすじ

ゴーレムとソマリは砂漠を越え、火山の火口に作られた宿場町・サカズキ村へと辿り着く。食事をしていると、ハラピュイア族のウゾイと出会った。

彼女はファルコホル族のハイトラと旅をしていた。砂漠を越えるには馬車が必要なため、ソマリ達はウゾイ達の馬車に乗せてもらうことになった。

しかし、ウゾイにはソマリが人間だということがバレていた。さらにハイトラも実は人間で、彼女はハイトラの治療のために旅をしていた。その治療には人間が必要で、ソマリを利用しようと企んでいた。

砂漠では、龍の巻風と呼ばれる自然現象やスナノフカという巨大生物に襲われながらも、洞窟へと辿り着き夜を明かすことに。

ウゾイはソマリの質問責めにうんざりしつつも交流を深めていく。それでも、ハイトラのためにソマリに襲いかかる。ハイトラは彼女の行いを止めて欲しいとゴーレムの助けを求めるのだった。

ウゾイとハイトラ

新キャラクターが登場。ウゾイは声は早見沙織さんでかわいいし、性格も愛らしい感じなのだけど、見た目がちょっと怖い。シズノもそうだったけど、ソマリの仲間のようなキャラでも、親しみやすい感じから少し外した異形感をあえて出しているのかなとは思う。

一方でハイトラの方は、ファルコホル族とは言っているが、中世のペスト医師が付けていたような嘴状のマスクを彷彿とさせるものになっていて、やはり怖さを感じさせる。多分ハイトラの設定上、そのような見た目になったのは偶然ではないと思うのだが。

ウゾイがソマリを襲おうとするシーンで5話は終わっているが、たぶん大事にはならないだろう。ウゾイが「やっぱりそんなことはできない」と諦めるのではないかと思う。ただ、ハイトラはやっぱり救われて欲しいので、何か別の方法で回復するすべが見つかるといいのだけど。

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