『球詠(たまよみ)』第3話「私を連れて行ってよ」感想です。
前回あらすじ
女子野球部が本格始動し始めた。そこに、中学時代からの友人でセカンドの藤田菫と、ショートの川崎稜が入部してくる。新越谷高校の女子野球部は暴力事件で停部扱いになっていたが、二年生の部員である藤原理沙と岡田怜はまだ在籍していた。怜は過去の苦い経験から勧誘を拒絶するが、諦めきれない詠深は勝負を提案する。詠深の魔球を織り交ぜた配球に苦しめられる怜。怜は負けを認め、入部を決心するのだった。
3話あらすじ
本格的に練習が始動するが、部員はまだマネージャーを除いて7人で、野球の試合をするのには足りていなかった。詠深は、野球部を見学する2人の女子生徒を発見する。
中村希は、福岡県の強豪野球部出身で親の都合で埼玉に引っ越してきた。全国大会に出場するのが目標だったが、人数の揃っていない新越谷高校の野球部に失望していた。ところが、部員たちの練習風景に触発されていき、全国は夢じゃないと思い直し、入部を決心する。
大村白菊は剣道の全国大会優勝者だった。ずっと野球に憧れていたが、家庭の方針で野球はやらせてもらえず、野球は未経験だったものの、剣道で鍛えたパワーで、いきなり初球ホームランを放つ。
全国大会出場に向けて、気合を入れ直した部員たちだったが、球姫だけは浮かない顔をしていた。彼女は楽しむために野球を再開したのに、勝ちにこだわるべきなのかを思い悩んでいた。そんな球姫に詠深は自分の決意を宣言し、彼女もそれに応えるのだった。
後日、新しいユニフォームも完成し、前年度ベスト4の柳川大附属川越高校との練習試合も決定した。
ナインが揃った
ついにナインが全員揃った。それぞれのメンバーの特徴を簡単に説明すると
詠深:魔球持ちのピッチャー
球姫:全国経験のあるキャッチャー
希:左打者でバッティングの巧みなファースト
菫:ショートとの連携が得意なセカンド
理沙:バランスの良いサード
稜:守備範囲の広いショート
息吹:コピー能力を有するライト
怜:走攻守に優れたセンター
白菊:パワーに優れるレフト
という感じだろうか。白菊が4番で、希が1番?詠深や球姫のバッティングがよく分からないのだが、攻撃面がちょっと弱いような気もする。息吹と理沙がちょっと未知数だが、覚醒したりするのだろうか。また分析力に優れるマネージャーもいる。
希ちゃんがかわいい
今回は新キャラクターが2人登場したが、希ちゃんがかわいい。ときおり出る博多弁もキュートだし、表情が豊かなのも愛嬌があってかわいい。割ともじもじしたキャラなんだけど、言うときは意外とズバッと言うのも憎めないし、白菊にライバル心を持っているのも人間味があって愛らしい。まあこれは贔屓目で観てるからかもしれないが、キャラクターデザインも一番かわいいと思う。
白菊はキャラクター的に私が惹かれるようなタイプではなかったが、大艦巨砲主義でロマン砲のような選手は嫌いではない。部員がもうちょっと多かったら、代打で起用したい選手だと思った。それ以外では、サバサバした感じの女性が好きなので、怜と息吹が好みかなあ。
今回は今までと比べれば、作画もちょっとマシになっていた気もする。声優にも慣れてきたし、詠深と珠姫がお互いの想いを語り合うシーンも良かったので、満足。ただ声優のアフレコが現在停止しているらしいので、最後まで放映できるのかが心配。『放課後ていぼう日誌』も放送延期になってしまった。
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