『警視庁特務部凶悪犯対策室 第七課 トクナナ』第7話「七日目は惰眠」感想です。
前回あらすじ
ショッピングモールをテロリストの手から奪還するために、栞が取った作戦は10秒の間に1階から3階までのテロリストを同時に攻撃して、犯人が反撃する前に制圧するという強硬策だった。作戦は首尾よく成功するが、1階ホールに描かれた魔法陣がウォーロックの遠隔操作によって発動。ドラゴンが現れる。初めて見るドラゴンに逃げるのみの栞達だったが、ピンチで覚醒した清司は、ドラゴンの吐くブレスを生身で受け止め、弱点のコアに剣を突き刺し、ドラゴンを撃退した。
7話あらすじ
トクナナが休暇の日。紅音は彼氏とイチャイチャ、ベルメールはゲーム、六輔は奥さんと久々のデートと思い思いを休日を過ごしていた。
清司は休みと知らず、トクナナに出勤してしまう。オフィスにいたボスにデートに誘われ、向かった先は過去にトクナナの仲間であり、行方不明となり殉職扱いになった三潴の墓であった。その墓にはクジャクも墓参りに訪れていたが、彼は2人を認めると姿を隠した。
そこに、栞もやってくる。彼は清司に席を外させ、ボスに清司の能力について問い詰めたが、ボスは答えをはぐらかすばかりだった。
クジャクは情報屋の黒真珠に呼び出される。そこでトクナナの存亡に関する重大な情報を得る。トクナナ全員は偶然にもベトナム料理屋に集合。最後はいつものメンバーで楽しいディナーを味わった。
三潴は、9年前にウォーロックに出会って、ドラゴンの血を飲まされていた。彼は洗脳を受け、仲間に危害が加わらないことを条件に、ウォーロックに付き従うようになっていた。
トクナナの8人目のメンバー
今回は日常回。全員が一度に休暇を取るんかいとか、紅音が彼氏と料理してたのに夕食はベルメールと外食するんかよとか、ツッコミどころはいくつかあったがトクナナメンバーの意外な姿が垣間見れたのはよかった。特に紅音が彼氏持ちなのはショックだった。そこは、なかなか結婚できない女性設定の方がいいだろ!と強く言いたい。紅音ならまだ耐えられても、ベルちゃんに男がいたら視聴を切るところだった。危ない。六輔の娘も可愛すぎだろ。
さてトクナナの過去の仲間が明らかになった。名前は三潴で、トクナナの3を担当するメンバーである。ここなのだが、せっかく視聴者にベルメール・サンクを3と勘違いさせるという仕掛けをしているのだから、もう少しババーンと盛大に発表してもよかったし、ちゃんと仕掛けを説明すべきだった。ぬるっと名前が出てきただけだったので、その仕掛けに気付く視聴者も少ないのではないか。
さて、その三潴は想像通り、栞の元相棒で、清司を救った人物でいいのだろう。彼はいま謎の男となっているが、それは仲間を救うために、ウォーロックに半ば強制されてなったのだと判明した。三潴がドラゴンの血を飲まされたのは、清司を助ける前だったのか助けた後だったのかは少し気になった。たぶん助けた後でいいんだろうが、清司の能力がドラゴン由来とすれば、その能力は三潴から渡されたとも考えられるかと一瞬思った。でもきっとこれは考えすぎだと思う。
また三潴とクジャクが本当の兄弟なのかも少し疑問ではある。何より顔が違いすぎるような気がするし、ウォーロックに幻覚を見せられたときに「弟」と叫んだのも違和感があった。クジャクのことはクジャクと呼んでいたのに、弟と叫ぶか?クジャクは三潴のことを兄と慕っているだけではないのか。
実はこの「弟」は清司のことなんじゃないか?2人の顔は良く似ているように思うし。
今回はあまりガバガバなところもなく楽しく見れた。刑事ものなのに事件が起きない方が面白いのはなんとも皮肉だが、きっと大丈夫。ニンジャですから!
コメント
三猪の下の名前に5が付いているのだと思います