【キャロチュー】『キャロル&チューズデイ』7話感想 ダリアとアンジェラの過去

『キャロル&チューズデイ』第7話「Show Me The Way」感想です。サブタイトルは1975年にリリースされたピーター・フランプトンの楽曲。

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前回あらすじ

キャロルとチューズデイはサイドニアフェスにヨシュアの代役として出演することに。初の10万人規模のフェスでチューズデイは緊張で気絶してしまう。フェス当日。舞台に立つ2人だが、ヨシュアが出ると思っていたファンからはブーイングの嵐。それにも負けず「Round & Laundry」のフェスverを歌い上げた。アウェーの洗礼に涙を見せるチューズデイだったが、憧れのクリスタルから賞賛を受けたことで気持ちを取り戻す。そのクリスタルの舞台を見て、再びサイドニアフェスの舞台に戻ってくると誓うのだった。

7話あらすじ

キャロルとチューズデイはロディの勧めでオーディション番組『MARS brightest』に応募することに。20万人の地区予選を勝ち抜いて、番組に出られるのはたったの8人だが、優勝すれば確実にデビューできるようだ。一方、アンジェラもタオの指示で、『MARS brightest』に出演が決定。アンジェラは予選を免除され本戦から出場する。

地区予選。玉石混交の出場者の中で、チューズデイは家出中なのに自分がテレビに映るとまずいと気付く。サングラスをかけてオーディションに臨むが、そこでキャロルは難民キャンプ育ちという過去を明かし、苦労してきたことをチューズデイは初めて知るのだった。


今までそんなキャロルに頼っていた上に、姿を隠したいとワガママを言っていた自分が恥ずかしくなり、キャロルに自分の過去を全て打ち明ける。キャロルはチューズデイを受け入れるのだった。そしてオーディションは見事合格。チューズデイはサングラスを取りカメラの前でキャロルと笑い合った。

オーディション番組『MARS brightest』

今回はオーディション番組に挑戦する回。7話まできて一番正攻法とも言えるだろうか。1クールだったらこれが最初の挑戦になるんだろうけど、2クールなので時間に余裕があっていい。助走が長かったおかげで、キャロルの過去をチューズデイが初めて知って、自己を省みるところシーンの印象が強くなったと思う。

時間を贅沢に使えるので、オーディション風景も様々な候補者を見せていた。IDEAがいたのは笑った。たくましいなあいつ。元ネタはスーザン・ボイルなどを発掘した「ゴット・タレント」シリーズだろうか。ただ20万人からいきなり8人に絞り込むのはあまりリアリティーがない気がするが。アンジェラも本戦に出場するという。ここで2人が初めて相見えることになりそう。バチバチの女の戦いを見たい。

ダリアとアンジェラの過去

ダリアとアンジェラの過去についてタクシー内で、意味深なセリフがあった。これはダリアのアンドロギュノスに関わるものであると考えられる。ダリアは過去に男だったというのが写真で示されているので、精神が安定せずにアンジェラになにか危害を加えたのだろうか。またそれが、過去二度の傷害事件にも関連していると考えられる。

正直ただの(という言い方は適切ではないかもしれないが)傷害事件だったら、男性と女性を対比するような演出にはなっていないような気がしている。つまりは何か性的な傷害事件ではないかというのが私の想像だが、そこまで生々しいものをここで持ってくるかどうかは分からない。いずれにせよ、アンジェラも、子役としては順風満帆だったが、キャロルやチューズデイと同じく、根底には陰がある。それが逆に彼女らが歌手として深みを出しているのかもしれない。

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