『キャロル&チューズデイ』21話感想 キャロルとアメルは音楽を通して心を通じ合う

『キャロル&チューズデイ』第21話「It’s Too Late」感想です。サブタイトルは1971年にリリースされたキャロル・キングの楽曲。

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前回あらすじ

タオはヴァレリー大統領候補の支援を断ったために国策逮捕されてしまう。アンジェラは自身のクローンAIに嫌気がさし、練習を中止し、ダリアと口論になってしまう。ダリアは急激な興奮で、その場に倒れ込んでしまった。キャロルは、地球で幼馴染だったエゼキエルと再開するが、2人の関係性は異なっていてしまっていた。エゼキエルは今の火星と難民の現状を訴える曲をリリースするが、彼も過去の罪を掘り起こされ国策逮捕されてしまう。その裏では、カイルとスペンサーがウェザープラントテロ事件に関して、ヴァレリー候補を糾弾する準備を進めていた。

21話あらすじ

キャロルはエゼキエルとの再会のあと、どこか上の空になっていた。チューズデイはそれを見かねて、ロディとキャロルのクリスマス兼誕生日プレゼントを買いに街へと繰り出す。

そんな折、収監されて地球に強制送還を待つ身のエゼキエルが独房から新曲を発表する。それはアメルの名前でキャロルに当てたメッセージソングだった。

キャロルはそれを聴き、アルバムの最後の曲はアメルに対するアンサーソングを収録することに決める。教会でトビーのパイプオルガンの演奏の元、『Lay It All On Me』が完成。

そこにクリスタルがやってくる。彼女はガスの交渉のおかげで、マーズグラミーで一緒にコラボレーションすることに決定した。

一方、アンジェラはダリアが実の母ではないのではないかと疑い、パニック状態になってしまう。大量の向精神薬を服用してしまい、完全に依存してしまっていた。

新曲『Lonestar Jazz』

エゼキエルのアメル名義での新曲は、キャロルに対するメッセージソングだった。「キャロル 愛の矢でお前を射抜きたい」など、かなり直截的な歌詞が入っていて、聴いてるこっちが恥ずかしくなりそうだった。『キャロル&チューズデイ』のラップソングは英語歌詞というのもあって、韻が綺麗でかっこいい。他の楽曲よりもクオリティが高い気がする。

まあストーリーから言えば、あの一回の面会でエゼキエルがあそこまで変節したというのも多少違和感は残ったし、拘留されてる割に自由すぎるなとも思ったけど、このアニメは楽曲中心なので独房内での熱唱は良い演出だったと思う。

ロディとチューズデイの行方

キャロルに関しては今回アメルと相思相愛みたいなもんだということが分かったけど、チューズデイはカイルに失恋したばかりで相手がいない。でもロディは、チューズデイのことが好きなんだろうなあと思う。前から何度も頰を染めてたし、高価なクリスマスツリーをプレゼントするなんて好きじゃなきゃできない。

キャロルの相手が決まったのと同じ回で、チューズデイとロディのデートシーンを入れるということは、チューズデイとロディは将来的にくっつくということを暗示していると思う。ロディは『キャロル&チューズデイ』の中で一番好きなキャラクターなので、幸せになってもらいたい。チューズデイの方はまだ全然意識してなさそうだけど。

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