『コップクラフト』2話感想 打ち解けつつある的場とエクセディリカ

『コップクラフト』第2話「DRAGNET MIRAGE」感想です。

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前回あらすじ

15年前、海上に突如出現したミラージュゲートは異世界レト・セマーニに通じていた。異世界人と地球人はカリアエナ島サンテレサ市において、交流を模索していた。市警に勤める的場圭巡査部長にレト・セマーニから来訪するVIPを送迎するという任務が下る。VIPは見習い騎士のティラナ・エクセディリカ。的場はティラナとバディを組んで捜査に当たることに。的場は情報屋ビズ・オニールから妖精強奪に関与したメキシコ人ギャングの情報を得る。そのマンションに乗り込むのだが、エクセディリカが単身突撃してしまい、ピンチに陥ってしまうのだった。

2話あらすじ

銃撃戦と剣戟の末に敵を始末する。倒した敵をよく調べてみると、交戦時にはすでに生体反応がないことが判明した。エクセディリカによると、魔術師(ミルディ)による「屍人操りの術」によって操られていたらしい。

その夜、ティラナはホテルに宿泊を断られ、的場の家に滞在することに。的場は身寄りのないクロイという猫を飼っていて、その意外と心優しい一面にエクセディリカも心を許しはじめる。


埠頭では、アブ・カリーブとデニス・エルバジが密談を行なっていた。エルバジはセマーニ人のミルディで「屍人操りの術」の使い手であるゼラーダを従えていた。操るためには、相手がフェアリーダストを使用していないといけないが、エルバジは妖精爆弾を製作することで、相手を強制的に屍人状態にさせることができた。

エルバジとゼラーダによってやられた警官2人が引き揚げられた。エクセディリカはミルディの匂いと機械仕掛け使用の形跡を感じ取り、的場はエルバジを容疑者として炙り出す。しかし証拠がなく連行することはできなかった。それに業を煮やしたエクセディリカは再び単身で的場の元を去るのだった。

専門用語のおさらい

いくつか専門用語が出てきたのでまとめておきたい。セマーニ人には魔術師であるミルディ(魔術師は男性はミルディータ、女性はミルディーテと呼ばれ、ミルディは術の意味らしいが、アニメではミルディでも魔術師を指し示しているような気がする)と妖精のフィエルがいる。

ミルディはラーテナと呼ばれるMPのようなものを使うことで発動できる。ミルディの中のひとつの「屍人操りの術」はフェアリーダストという粉を常用している人に対してでないと使用できない。妖精爆弾は強制的にその状態にする装置のようだ。

操りの術と爆弾の相性が良すぎて、正直どうやって対抗するのか今のところ全く想像できないのだが、光を見なければ操られないというのが、ひとつ枷になりそうではある。

放っておけない性格の的場

猫を飼っているのもそうだし、エクセディリカに一度は野宿しろと突き放したものの、結局家に連れてきたりと面倒見がいい主人公・的場。エクセディリカが地球年齢で18歳なのに、家に連れ込むのは若干危ないところではあるが、セマーニ年齢では27歳らしいので大丈夫なのだろう。

今回の引きも、いなくなったエクセディリカを放っておけない的場のシーンで終わった。1話もそうだったが、すごくいいシーンでブツッと切っている。たぶん来週も見てもらうための戦略なのだろうけど、次の話で割とすぐに解決してしまうので、もう最後までやれよと思わんこともない。

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