『コップクラフト』4話感想 作画が復活!そして新たな敵の出現

アニメ『コップクラフト』第4話「IN THE AIR TONIGHT」感想です。

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前回あらすじ

エクセディリカはオニールを頼り、単独でエルバジの経営するバーへと変装して潜入していた。エルバジの方からエクセディリカに接触し戦闘となるが敗れ、連行されてしまう。連行先では的場が待機しており、エクセディリカを救出。しかし、求める妖精はゼラーダが既に運び出していた。的場がゼラーダを羽交い締めにするが、味方のはずのロス主任の裏切りで逃してしまう。ゼラーダは市内有数の高層ビルのフォレストタワー屋上で妖精爆弾を使用しようと企んでいた。

4話あらすじ

タワー屋上に乗り込んだ的場とエクセディリカ。妖精爆弾の解除を目論むが、そこにゼラーダが現れる。幻術を使いどこからともなく繰り出す攻撃に的場は被弾してしまう。

倒れこむ的場だったが、音を頼りにゼラーダの居場所に見当をつけ発砲。エクセディリカもそこに向かい、一撃を浴びせた。負傷したゼラーダは屋上から逃走。爆弾の解除はなされず、エクセディリカは心中覚悟だったが、駆動力となっている妖精レアーヤが自らを犠牲にすることで爆発を免れた。

レアーヤを救うことはできなかったが、エクセディリカの任務は終了した。しかし、エクセディリカの希望で、これからも的場とコンビとして活動することになった。

ある日、棺に入ったセマーニ人の謎のミイラが発見される。セシルに鑑定を頼むが、そのミイラは実は吸血鬼で、セシルの助手のチャップマンが犠牲になってしまう。セシルも襲われ悲鳴をあげるが、そこにエクセディリカが駆けつける。

復活した作画

3話で崩壊気味だった作画が復活。3話だけ特別厳しかったようで、もしかしたら火事のシーンが3話にあったので、京アニの事件を受けて一部を急ピッチで差し替えたのかもしれない。それに気付かず、ミルパンセを安易に貶してしまったのは反省している。

一部で静止画は残っているが、これはこれでそういう演出のアニメだなとも思えるので、特に気にはならない。戦闘シーンもコマ送りしてみたが、崩れているところはほとんどなかった。作画の節約しているなと思う箇所もあったが、そういう工夫は嫌いではないし、必要でないところは力を抜くのは合理的だろう。

テンポの良すぎる展開

普通のアニメならゼラーダ戦で結構な尺を使いそうなものだが、あっさり終わった。後半の吸血鬼に襲われるシーンも展開が早く、全体的にテンポが良い。戦闘シーンよりも、的場とエクセディリカの日常シーンに尺が割かれていて、私は未読なので原作がどうなってるのか知らないが、2人の関係性の深化によりフィーチャーしているなと思う。私は戦闘シーンをダラダラ続けられるのはあまり好きではないので、この構成も歓迎したい。ただもう少しエクセディリカと的場の日常パートみたいな部分があっても良かったかなとは思う。

一箇所だけ気になった部分があって、ジマー主任に叱られた後に、的場とエクセディリカが言い合った後に急に「やなやつ…」とツンデレのようなデレ方をしたのはよく分からなかった。その前の喧嘩の感じからは、ここで急に顔を赤らめるような展開にはならないと思ったのだが。的場に対して自分が好意を持っているので、「なんでこんなやなやつに好意を持ってしまったんだろう…」と照れてるのかなあとも思った。まあ可愛いからなんでもいいけど。

ゼラーダはまあ多分生きているだろうなあ。今回の話でストーリーは一旦一区切りという感じで、吸血鬼のエピソードが突然出てきたように感じるのだが、これも全体の主軸に関わっているものなのだろうか。

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