『彼方のアストラ』1話感想 ギャグが気になるけど先を期待させるSFサスペンス

『彼方のアストラ』第1話「PLANET CAMP」感想です。

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1話あらすじ

ケアード高校の定例行事である別惑星で5日間生徒たちと協力しあって暮らす惑星キャンプ。惑星マクパへ向かう班にアリエスは選ばれた。アリエスは天真爛漫だがおっちょこちょいの性格で、それが災いして宇宙港で引ったくりに遭ってしまう。

途方にくれるアリエスだったが、通りかかったカナタが引ったくりを捕まえ、ことなきを得る。集合地点に行くと一癖も二癖もある生徒たちが揃っていた。さらにカナタもキャンプのメンバーだったことが判明。彼は未探査の星を巡る夢を持っており、夢に近付くためキャプテンを志望していた。

今回はメンバーの一人であるキトリーの10歳の妹フニシアも同行するというミッションが課せられており、9人でキャンプに旅立つことに。しかし姉妹でありながら、キトリーはフニシアを避けるような態度を取っていた。

惑星マクパへと降り立った9人。しかしそこに現れたのは不気味な球体の物体だった。9人はその球体に次々に飲み込まれてしまう。目覚めると宇宙空間に放り出されていた。

近くに無人船を発見し、それに乗り込むメンバーだったが、アリエスのスラスターが故障し宇宙空間に一人取り残されてしまう。過去に恩師を救うことができなかった後悔から、カナタは彼女を救うためになけなしのスラスターで宇宙空間に飛び出す。

アリエスとの合流には成功したものの、燃料が尽き宇宙船に帰還ができない。そこでメンバー達は手を繋いで身体でワイヤーを作りカナタとアリエスを救出する。

全員が一時難を逃れたが、現在地が母星から5012光年離れた地点だと判明し絶望感に打ちひしがれる。しかし宇宙船の操縦免許も持っている天才のザックとアリエスが、食糧などを補給できる惑星を経由して母星に帰還する計画を提案。ただ一つのルートを見つけ、計画を実行に移すことに。

カナタをキャプテンとし、アリエス号は母星への帰還を目指し発進。一路、ヴィラヴァースへと向かうのだった。

スケットダンスの作者が描くSF

原作未読なことは断っておく。『SKET DANCE』の篠原健太が原作のSFサスペンス。スケットダンス連載当時はジャンプを購読してたので読んでたが、まあ確かにその面影を感じる部分はあった。

良い部分としてはミステリー要素。スケットダンスも推理要素が少し入っていたが、『彼方のアストラ』も「ヘルメットをかぶらなければそのまま宇宙空間に放り出されていたので、そんな危険なことを課題として与えることはない」というように論理によって状況理解をしようとしているのは好感が持てる。ちなみに、『彼方のアストラ』も後々メインの謎が出てくるらしいので、SFミステリーとも言ってもいいだろう。

良くない部分としては頻繁に挟まれるギャグ。そのギャグも大人しければまだ良いんだが、ただ雰囲気を壊しているようにしか感じなかった。漫画ではつまらなければ読み飛ばすので大して邪魔にならないのだが、アニメだとそういうわけにもいかないので一層邪魔に感じてしまう。

第1話は1時間ということだったが、30分だけだと球体に飲み込まれるところまでになってしまい、シリアス展開があるとは思われない可能性すらあったので、1時間にして正解だと思う。後半は、壊れた通信機からの声(ヘルメットを通しての接触回線?)など細かいところも凝っていて良かった。

個性豊かなキャラクター


アリエスは最初ちょっとウザいなと思っていたのだが、カナタに救出されてからは理知的なところも垣間見れてそんなに嫌じゃなくなった。こういうサバイバルアニメは大抵ひとりの天才キャラのおかげでなんとかなったりすることが多いが、これも多分に漏れず、ザックがいないとどうにもならなかっただろう。

カナタは典型的な主人公キャラといったところだろう。キトリーはツンデレっぽい感じもするが、割と素直な女の子だった。妹との確執がありそうなのが良くわからないが。

声優陣は有名声優ばかりだが、どうも黒沢ともよの怒った時のキンキン声だけが受け入れられない。彼女自身の演技は嫌いじゃないのだが、割とみんな静かに話し合ってるときに、あの声が聞こえると顔をしかめてしまう。

2019夏は遭難アニメが流行

余談だが、今期は遭難アニメが多い。『ソウナンですか?』も無人島の遭難を扱っている。『彼方のアストラ』の方がスケールは大きいが、『ソウナンですか?』もなかなか面白いので是非一度観て欲しい。特に男性には。

<<第2話の感想はこちら

作品情報

イントロダクション

宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?「マンガ大賞2019」大賞を受賞!『SKET DANCE』の篠原健太が描く大人気SFサバイバルストーリーが待望のTVアニメ化決定!

スタッフ・キャスト

スタッフ
原作:篠原健太 (集英社ジャンプ コミックス刊) / 監督:安藤正臣 / シリーズ構成:海法紀光 / キャラクターデザイン/メイン総作画監督:黒澤桂子 / サブ総作画監督:山本由美子 / メカデザイン:有澤寛 / プロップデザイン:本多弘幸 / 宇宙生物デザイン:廣瀬智仁 / 助監督:柴田裕介 / 美術監督:甲斐政俊 / 美術設定:虎順、羽根広舟 / 色彩設計:多田早希 / 撮影監督:酒井淳子 / CGI:ラークスエンタテインメント / CGディレクター:加藤大輔 / 2Dデザイン:いまむら / モニターデザイン:山田可奈子 / 編集:宮崎直樹(森田編集室) / 音楽:横山克、信澤宣明 / 音楽制作:KADOKAWA / 音響監督:飯田里樹/ 音響効果:奥田維城 / アニメーションプロデューサー:比嘉勇二 / アニメーション制作:Lerche / 製作:彼方のアストラ製作委員会
キャスト
カナタ・ホシジマ:細谷佳正 / アリエス・スプリング:水瀬いのり / ザック・ウォーカー:武内駿輔 / キトリー・ラファエリ:黒沢ともよ / フニシア・ラファエリ:木野日菜 / ルカ・エスポジト:松田利冴 / ウルガー・ツヴァイク:内山昂輝 / ユンファ・ルー:早見沙織 / シャルス・ラクロワ:島﨑信長

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