【俺好き】『俺を好きなのはお前だけかよ』2話感想 これが本当の修羅場だ

『俺を好きなのはお前だけかよ』第2話「俺に襲い掛かる負のスパイラル」感想です。

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前回あらすじ

平凡な鈍感系男子高校生・ジョーロは天真爛漫で幼馴染のひまわりとクールな生徒会長・コスモスに気があるような素振りを見せられていた。ところが、2人の本当の意中の人は、ジョーロの親友のサンちゃんだった。2人に恋が成就するように手伝ってほしいと頼まれてしまう。ジョーロ自身も本性を隠していた。鈍感は演じていただけで、本性は悪態を吐きまくる男だった。彼はどっちか片方をサンちゃんとくっつけて残りを自分が手に入れようと画策する。ところが、今度は毒舌ストーカー図書委員のパンジーに告白される。ジョーロには付き合う気はさらさらなく、さらなる混沌へと巻き込まれていくのだった。

2話あらすじ

ひまわりとコスモスの恋の手助けは一苦労で、ジョーロはパンジーに愚痴を言う。パンジーはまず、サンちゃんに好きな人がいるかを聞くべきではないかとアドバイスした。

ジョーロがサンちゃんに尋ねると、その答えはパンジーが好きとのことだった。彼にも恋の手助けをしてほしいと頼まれるが、ジョーロは親しくないからという理由で断った。

そのことをパンジーに告げると、サンちゃんと付き合うつもりは一切ないという。廊下で親しげに話しているところをサンちゃんに目撃され怪しまれるも、パンジーの機転でなんとか切り抜ける。

ところが週末、コスモスに呼び出されて喫茶店に行くと、コスモスがサンちゃんから恋の応援をしてほしいと頼まれたことを告げられる。コスモスは、サンちゃんの本当の気持ちを知っていたのに隠していたことに激怒し、絶交してしまう。

さらにその翌日、ひまわりに呼び出されると、彼女も同じくサンちゃんに頼まれていた。彼女もジョーロを嘘つきだと罵り、一方的に友情を破棄されてしまう。

月曜日、ジョーロはパンジーに呼び出され、図書室に向かった。週末の出来事を話していると、サンちゃんコスモスひまわりが現れる。ジョーロはさらなる修羅場に突入するのだった。

踏んだり蹴ったりのジョーロ

かわいそうなジョーロ。三角関係ならぬ五角関係に巻き込まれ、状況に翻弄されるまま。しかし、このヒロインは全員まじで屑というか、ラブコメではなかなかお目にかかれないキャラクターだ。

自分から恋愛が成就するように協力してほしいと頼んでおいて、相手にその気がないと分かったら、その苛立ちをジョーロに八つ当たりする。まあある意味で、人間らしい性格なのかもしれないが、現実の女性は、ここまで性格悪いとは思いたくはない。ヒロインと言っていいのかどうかすら分からない。エンディングでは可愛らしい曲を歌っているが、どの口で歌っているのかと思わずにはいられなかった。

黒幕はパンジー?

パンジーがジョーロを好きになったのと、サンちゃんを励ましたのは、どっちが時系列的に先なのか分からないが、パンジーはそんな励ますような言葉をかけるような人物には思えないので、なにか意図的なものを感じる。

また週末に面白いことになることを予期していたり、タイミングの悪いときに3人揃って図書室にやってくるなど、裏で暗躍しているような感じはある。サンちゃんコスモスひまわりとの仲を裂いて、自分に依存させようとしているのだろうか。やばい新興宗教みたいだな。

ただそれだとパンジーまで悪者になってしまい、ヒロインは本当に悪者しかいなくなり、話がにっちもさっちもいかなくなってしまう。洗脳されてパンジーにのめり込むジョーロを見たい視聴者はあんまりいないだろう。じゃあ性格悪いヒロインを見たいかという問題はあるが。もしかしてミスリード(ヒロインは実はもっとやばいやつで、その仲を裂こうとしているパンジーは本当はいいやつ)なのかもしれない。

余談だが、サンちゃんが泣いて悔しがっているときに声を掛けなかったひまわりとコスモスは恋に敗れ、声を掛けたパンジーを好きになるのだから、恋愛なんてほんの些細なきっかけで始まるんだなと思った。まあこれはフィクションだけど。あとサンちゃんもジョーロを好きな展開も想像していたが、今それをやると同性愛者を揶揄しているとかで色々問題になりそう。

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