『俺を好きなのはお前だけかよ』4話感想 仲直りできたところに新たな波乱の予感

『俺を好きなのはお前だけかよ(俺好き)』第4話「俺がガンバった結果」感想です。

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前回あらすじ

ジョーロはサンちゃんに嘘をついていたことを責められる。我慢の限界に達したジョーロは本性を露わにして、逆にコスモスとひまわりに反撃する。ところがパンジーがジョーロの矛盾や悪態を暴露し、再び形勢逆転。サンちゃんに殴られてしまう。翌日からはジョーロいじめが始まった。ところが、真実はサンちゃんがコスモスとひまわりの気持ちを利用してジョーロを陥れていたのだった。そのことを陰で聞いていたジョーロは女の子を利用するサンちゃんに憤り、首根っこを掴んでサンちゃんに迫る。サンちゃんは今までの自分の行いを反省し、翌日のホームルームで土下座で謝罪した。コスモスやひまわりも翌日謝罪し、イジメを止めるように働きかける。パンジーに助けられた形になったジョーロだが、まだジョーロは彼女に靡かない。そこでパンジーはメガネと胸に巻いているサラシを外す。彼女の本当の姿は、ジョーロが野球大会で出逢って一目惚れした女性だったのだ。

4話あらすじ

ジョーロは気まずい関係になった3人から逃げるように昼休みと放課後に図書室へと訪れていた。パンジーはそれを見抜き、3人との仲直りを提案する。

まず、中間テストの勉強で悩んでいたひまわりに仲直りを申し出る。ひまわりも仲直りしたい気持ちを持っていて、一悶着あったものの無事仲直りできた。

次にサンちゃんを屋上に呼び出して、仲直りを持ちかける。最初は作戦を弄していたジョーロだったが、自分の本心を直接ぶつけると、サンちゃんもそれに応えて仲直りできた。

これで全員と仲直りできたと思い込んでいたが、コスモスを忘れていた。コスモスも仲直りを希望していたが、ジョーロに忘れ去られていて、完全に拗ねていた。ジョーロは彼女を宥めるように仲直りした。

3人とジョーロ、パンジーを交えて中間テストの勉強会を行うことに。以前の関係が戻った5人だったが、ジョーロはまだハーレムを諦めていなかった。

めでたしめでたしにはずだったが、ジョーロの友人で新聞部員の羽立桧菜(あすなろ)はジョーロの悪行を暴露する新聞記事を作成していた。

みんなと仲直り

前回綺麗に終わったと思っていたのだが、今週も放送されていた。最終回ではなかったようだ。今回は仲直り回。正直に言えば、迷惑かけられた側であるジョーロの方が仲直りを提案して、なんだか上から目線で仲直りしてやってもいいよみたいな雰囲気を出されるとイラッとしないこともない。

まあ好意的に見れば、迷惑かけた側から仲直りを持ちかけるのは申し訳ないし、みんな素直になれないんだろうと解釈できるけど。あとジョーロ自身も最後にハーレム化を狙っているというクズ設定を出すことによって、ヒロインだけが悪者じゃなく、どっちもどっちにしようという意図が見える。

私が同じ立場だったら、サンちゃんに利用されていたひまわりとコスモスは多少気の毒なところもあるので仲直りしたいと思うかもしれないが、サンちゃんとは出来そうもない。コスモスより優先してサンちゃんと仲直りするジョーロは本当は同性愛者なんじゃないかとすら思う。

新キャラ「あすなろ」

新キャラクターのあすなろが登場した。声は三上枝織で、たぶん津軽弁を喋るキャラだから青森出身の彼女に白羽の矢が立ったのだろう。ただ個人的には、あんまり声が合っているとは思えなかった。というか、どうしても『ゆるゆり』のあかりがちらつく。あかりは性格良い子なのに、あすなろは一癖も二癖もあるので、彼女が悪いわけではないのだが、合わないと感じてしまう。青森出身の声優は結構たくさんいるのに、原作者がみかしーを選んだ理由が良くわからなかった。

それで、どうやらこの子もジョーロを貶める計画を立てているようだ。上げて落とすという一番きついパターンで、今回の仲直り回はフリになっている。最後にまた波乱を予感させる終わり方は上手い演出で、あれがなかったら単純なラブコメになったと思って、視聴継続しなかったかもしれない。

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