『俺を好きなのはお前だけかよ』5話感想 一途なあすなろは嫌いになれない

『俺を好きなのはお前だけかよ(俺好き)』第5話「俺にしては、うまくいきすぎてると思ったんだよ…」感想です。

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前回あらすじ

パンジーはジョーロにひまわり達との仲直りを提案する。まず、中間テストの勉強で悩んでいたひまわりに声をかけた。ひまわりも仲直りしたい気持ちを持っていて、一悶着あったものの無事仲直りできた。次にサンちゃんを屋上に呼び出した。ジョーロが自分の本心を直接ぶつけると、サンちゃんもそれに応えた。コスモスのことはすっかり忘れていて、彼女は完全に拗ねていた。ジョーロは彼女を宥めるように仲直りした。以前の関係が戻った5人だったが、その裏では、ジョーロの友人で新聞部員の羽立桧菜(あすなろ)はジョーロの悪行を暴露する新聞記事を作成していた。

5話あらすじ

着実にハーレム街道を歩むジョーロ。ところがあくる日、あすなろに呼び出され、三股疑惑を突きつけられる。あすなろはジョーロの女たらしっぷりを新聞記事にしようとしていたが、ジョーロが頑なに否定するので、密着取材を行うことに。

しばらく大人しく暮らそうとするジョーロだったが、百花祭の花舞展の選抜メンバーに選ばれてしまう。それは文化祭で男子1人女子3人でダンスを踊り、1人を選ぶというハーレムイベントだった。

3年の女性代表はコスモス、2年はひまわり、1年は蒲田公英(たんぽぽ)になったが、1年にはジョーロの悪いイメージが払拭されておらず、代表を辞退されてしまう。

たんぽぽの代わりに入ったのはサンちゃんだった。パンジーを含めた5人でダンスの練習をするのだが、その様子をあすなろは羨ましげに見ていた。

花舞展を1週間後に控えたある日、ジョーロの三股疑惑記事がなぜか発行されてしまい、クラスの女子に責め立てられる。あすなろは不慮の事故だったと弁明し謝罪したが、噂は広がってしまい、ジョーロはひまわり達と距離を置くことに。

ダンスの練習ができなくなったジョーロに、あすなろが責任を感じて、練習に付き合うようになった。しかしそんなあすなろをコスモスは訝しんでいた。

あすなろが一番まとも説

出てくるキャラクターがクズばっかりで、もう判断基準が狂ってきてるのは否めないが、あすなろは割といい子な気がする。自分がジョーロと一緒にダンスしたいがために、故意に三股疑惑記事をばら撒いたのだろうけど、それはそれでジョーロに対する一途な気持ちの現れとも考えられるし、節操のないひまわりやコスモスよりも好感が持てる。

その三股疑惑自体も全く根も葉もない話ではなく、実際にジョーロが内心でハーレムを期待しているので、部分的には自業自得なところもある。ただ、あすなろもジョーロが好きということになると「俺を好きなのはお前だけかよ」ではなくなるのだがそれは良いのだろうか。何気にコスモスも既にジョーロに乗り換えたような感じがする。ひまわりはあくまで幼馴染という印象なので、ひまわりよりコスモスの方が尻軽な印象を受けるが。

パロディとメタネタが多い

今回はパロディネタが多かった。カイジのような顔や鷹の爪団のようなシーンもあった。『彼方のアストラ』でもそうだったが、パロディアニメではないアニメにおけるパロディはあんまり好きじゃない。せっかく物語に没頭しているのに、急に現実に引き戻されるような感じがするからだ。

あとは、メタネタも多かった。具体的には華舞展の内容を視聴者に説明するジョーロに対して、コスモスが誰に説明しているのと突っ込むシーンや、このあと作画班の本気だと宣言するシーンなどだ。メタネタも同じで完全なギャグアニメならいいんだけど、そうではないアニメでは邪魔になることが多い。

前者のネタは、昭和平成で散々やり尽くされたようなネタで見たのは久々で懐かしさすら覚えた。後者は、本気とは言いつつも大して綺麗でもなかったので、ガッカリ感が凄かった。メタネタが効果的になるストーリーアニメは限られるので、このアニメには必要なかったと思う。

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