『Re:ステージ!ドリームデイズ』2話感想 アイドルは遊びじゃない

『Re:ステージ!ドリームデイズ』第2話「完全にミジンコ」感想です。

スポンサーリンク

前回あらすじ

稀星学園高尾校に転校してきた式宮舞菜は謡舞踊部の部室に迷い込んでしまう。部員の市杵島瑞葉は廃部危機にある部を救おうと、舞菜を無理矢理部員に勧誘しようとして、同じく部員の月坂紗由に窘められる。そこで、瑞葉は体験入部を提案。紗由がパフォーマンスを見せると、舞菜はすぐに同じくらいに見よう見まねで踊れてしまった。ところが舞菜はアイドルになることは拒否し、部室を出て行ってしまう。紗由は舞菜を追いかけ、一緒にプリズムステージで優勝したいと宣言。翌日、一緒に踊ったあの感覚が忘れられず、舞菜は部室を再度訪ねるのだった。

2話あらすじ

部員が3人になった謡舞踊部だったが、生徒会副会長の長谷川実にはまだ部として認められなかった。そこで紗由は学校でミニライブを行い部員を集めようと考える。

そのミニライブの計画を話していると、舞菜の隣の席で保健室常習者の柊かえにプリントを届けに行って欲しいと先生から頼まれ、かえの自宅に向かった。かえは冷たい態度を取るが、紗由がアイドル好きであることを知ると家に上がるのを許可してくれた。

かえの家はアイドルグッズに埋め尽くされていた。そんなにアイドルが好きなら謡舞踊部に入らないかと舞菜は誘うのだが、アイドルは遊びじゃないと断られてしまう。それでも翌日、舞菜はかえの家を再び訪れ、舞菜と紗由の歌を録音したCDを渡し、思いの強さを伝えるのだった。

舞菜たちはミニライブの会場の下見をしたが、人前で歌って踊ることに恐怖感を持っている舞菜はその場で蹲ってしまう。紗由は舞菜の手を取り2人でステージに立つ。そばに紗由がいることで恐怖感が少し和らいだ。

ミニライブ当日。舞台の使用許可は取ったが、ポスターと機材の使用許可を取っていなかったため無観客でライブができなくなってしまう。そこに現れたのさえだった。さえは機材使用許可を取り、ミニライブを開催することができ、多数の観客も集まった。ライブを観たさえは謡舞踊部に入部することを決意するのだった。

好きだからこそアイドルになれない

『音楽少女』の「アイドルなめんな」を彷彿とさせる「アイドルは遊びじゃない」はアイドルのことを詳しく知っていて、本当に好きだからこそ言える台詞だろう。『ラブライブ!』でもアイドルに一家言ある矢澤にこは、高坂穂乃果のことを目の敵にしていることもあった。『Re:ステージ!』では柊かえのほかに長谷川実もアイドルに詳しく、だからこそ簡単にプリズムステージで優勝するとはばかって聞かない舞菜たちを妨害している。

このようにいくつかの例が提示できるので、アイドルアニメにはよくあるキャラクターであり、心情もとてもよく理解できるのだが、逆に言えば目新しさに欠けている。このアニメ独自のキャラクターや設定があれば、もっと好きになれるかもしれないのに、今のままでは特別『Re:ステージ!』を推そうと思わせる力に乏しい気がする。せっかくキャラクターは可愛いのに。

舞菜のトラウマ

舞菜がミニライブのステージにあがったときに恐怖感で蹲り、早退したシーンがあったが、その直後にかえの家を訪れてCDを手渡し、ライブを観に来て欲しいというのは少し違和感があった。あの段階では舞菜がまだステージに立てるかどうか分からないのに、かえを誘うのは尚早すぎやしないか。紗由と手を繋いでステージに上がりトラウマを克服した後からの行動なら分かるのだが。

コメント

タイトルとURLをコピーしました