アニメ『Re:ステージ!ドリームデイズ』第4話「もう終わりだみぃ」感想です。
前回あらすじ
さらに謡舞踊部員を集めるためにアイドルの素質が高い人をスカウトする作戦を決行。白羽の矢が立ったのは校内一のアイドルポテンシャルポイントを持つ本城香澄だった。香澄はアイドルに興味ないと言うが、過去にはここぱんなというボイスロイドの声を担当していて、アイドルを目指していたこともあった。瑞葉の提案でサバゲーで勝負することに。かえの活躍もあって、謡舞踊部は勝利を収め、香澄も謡舞踊部への入部を決意するのだった。
4話あらすじ
部員が5人になった謡舞踊部だったが、生徒会副会長の実は廃部撤回の約束を反故にし、今期中の実績がないため廃部だと5人に突きつけた。理不尽な要求に不満が募るメンバーだったが、アイドル研究のために秋葉原で開催される路上フェスに出掛けた。
そこでソロアイドルとして活動している「みぃ」と出逢う。よく見ると、みぃは副会長の実だった。みぃは幼い頃からアイドルに憧れていたが、稀星学園本校の受験に失敗。僅かな望みをかけて高尾校に来たもののアイドル部は存在していなかった。創部を試みたものの誰も相手にしてくれず、ずっと孤独を感じていた。そのため、順調に部員を獲得する謡舞踊部が悔しくて嫌がらせをしていたのだ。
一方で、部長の瑞葉はリズム感が壊滅的でダンスを全然踊れなかった。そこで「みぃ」の写真をネタに実を脅して、練習に付き合ってもらうことに。最初はツンツンしていたのだみぃも一緒に練習を重ねるにつれて段々と柔らかくなってきた。
そして瑞葉のダンスが完璧になったとき、瑞葉はみぃを謡舞踊部へと誘った。みぃはその申し出を受け、謡舞踊部に正式に入部するのだった。
新入部員のみぃ
メガネを取ったら実は美少女というキャラクターは太古の昔から存在しているが、メガネを取ったら不思議ちゃんになるというキャラクターはかなり珍しい。みぃという語尾も厳格な副会長の姿からは余りにかけ離れていて、どっちが本当の姿なのか分からなくなる。
EDでは、電車であほみたいな顔して座っている絵もあって、素がみぃのような気もするのだが、そういう人が副会長として辣腕を振るうことは難しいと思う。まあアイドルに徹することができるというのもアイドルポテンシャルが高い証拠だろうか。
謡舞踊部への嫉妬
みぃがなぜ謡舞踊部に嫌がらせをしたのか分からないと答えていた。これはとてもリアルな回答だなあと思う。本来は自分も謡舞踊部に入部したいと頼むのが最もアイドルに近付ける近道なのだが、なかなかそう単純にはいかない。
作中でも語っていたが、自分ができなかったことを謡舞踊部ができていることへの悔しさや悲しさ、私は特に嫉妬の気持ちが強いと思うのだが、そういうのがないまぜになった折り合いのつかない気持ちがさせたことで、分からないという回答は的を射ていると思う。
私も成功した人を疎ましく気持ちが強いし、それが仲間のはずであっても喜びよりも嫉妬が勝ってしまうことはいつもあって、気持ちはすごくよく分かる。実際に嫌がらせ行為に移ることはまずないが、権力を持ってたらやりかねないのも人間だろう。
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