『Re:ステージ!(リステージ)ドリームデイズ』第6話「紫ちゃんは私のおばさん」感想です。
前回あらすじ
ついに正式に部となった謡舞踊部。プリズムステージへの参加申込のために、グループ名と楽曲を考えることに。舞菜と紗由、香澄とかえ、瑞葉とみぃがペアになって楽曲を制作。紗由は自作ポエムノートを舞菜に見られてしまい、恥ずかしさに顔を真っ赤にするが、舞菜はその詩を気に入り、紗由に作詞をお願いするのだった。一方、香澄とかえは曲を制作。翌日、歌詞と曲を合わせるといい感じになり、プリズムステージ用の新曲『キラメキFuture』が完成した。そしてグループ名はみぃの発案でKiRaRe(キラリ)に決定した。
6話あらすじ
プリズムステージ予選が近付き、勝利に貪欲なみぃはメンバーにスパルタ練習を課してしまい、疲れや不満が溜まっていた。そこで瑞葉は一計を案じ、みぃと舞菜と紗由を衣装の買い出しに行かせる。
ついでに限定梅こぶ茶のお使いを頼まれた3人は、その道すがらアイドルがライブをやっているのに出くわす。そのアイドルは鈴村女子中学アイドル部代表のオルタンシアの伊津村紫と伊津村陽花だった。
舞菜はプリズムステージのライバルになる2人に挨拶に行く。するとそこで意気投合して、オルタンシアのライブの手伝いをすることに。
みぃは最初練習の時間が削られるため、嫌々ながら参加していたが、楽しそうにパフォーマンスするオルタンシアに身体がノってしまう。みぃは勝つことだけを意識するのではなく、楽しむことがアイドルにとっては最も重要なのだと気付くのだった。
個性が爆発するオルタンシア
伊津村紫(CV:小澤亜李)と伊津村陽花(CV:花守ゆみり)はなんと叔母と姪の関係だという。陽花の母親の静江が陽花を産んだ一年後に、静江の母親が紫を産んだということになる。静江から見れば、それぞれ妹と娘の関係となる。かなり珍しい設定で、KiRaReのメンバーよりも個性が強い。
陽花は中学2年生なので14歳と仮定すれば、静江が20歳のときの娘であれば現在34歳。静江の母が静江を産んだのも20歳と仮定すれば現在54歳で、紫を産んだのは41歳の頃ということになる。滝川クリステルも41歳で妊娠したので、全くありえないことではない。ただ、紫と静江は異父姉妹なのではないかというあらぬ想像はしてしまう。
ちなみにオルタンシアはイタリア語でアジサイを意味する。アジサイは漢字で紫陽花と書くが、これはメンバー2人の名前である紫と陽花を繋げたものになっている。オルタンシアの由来はここからだろう。
瑞葉は策士
みぃのスパルタ教育を改めてもらおうと、直接みぃを説得するのではなく、オルタンシアを「利用して」みぃにそれを気付かせる瑞葉は策士だった。副部長のみぃが実質的に部長のように指導を行っていて、部長の瑞葉は何もしていないように見えるが、実はメンバーの仲を取り持つように働いていて、縁の下の力持ちのようなポジションになっている。部長の権力が強くなりすぎると、メンバーが付いていけなくなる可能性があるし、逆に弱すぎても乱れてしまう。この役割分担はすごく理想的だろう。
現実世界でも、もし一番最後に入部してきた部員が、偉そうに他の部員を指導し始めたら、必ず鬱憤が溜まるだろう。これはアニメで、登場人物はみんな聖人に近いので、ファストフード店で愚痴るぐらいで収まっているが、現実ではもっと陰湿な事態にも発展しかねない。やっぱり二次元は最高だぜ。
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