『RobiHachi(ロビハチ)』5話「地獄の沙汰もドン次第」感想です。
前回あらすじ
ハッチの希望で宿場星であるオダワーラに寄ってみることに。名物の海鮮丼を堪能したが、ハッチは何故か代金を支払うのを躊躇い、バイトして食事代を賄うと言う。皿洗いをしていると、同じバイトの半魚人のギョギョくんからオダワーラノツカイという海の主の存在を知るのだった。一方、ロビーもオダワーラノツカイを捕らえれば懸賞金が貰えると聞き、ハッチを誘い、漁に出かけることに。しかし一向に釣れず、ヒザクリガーに搭乗して潜水して捕まえる作戦を決行。水圧にやられて浸水していくヒザクリガーからなんとか脱出したロビーとハッチ。クレーンで水から引き揚げたところ、怪我の功名でオダワーラノツカイをヒザクリガーが飲み込んでいた。
5話あらすじ
紆余曲折ありつつもギャラクシー街道第一関所ハッコーネに到着。イセカンダルに渡ろうとしたが通行手形がないと関所を通行できないと告げられる。通行手形は地球に帰らないと手に入らないため八方塞がりになってしまったが、何とかなる精神で何とかなると温泉へと入ることに。
その温泉でハッチは、ハッコーネの裏ボスと呼ばれる人物から通行手形を手に入れることができるという話を耳に挟む。しかしその裏ボスは魂を抜くという恐ろしい噂があった。物怖じしないハッチは屋敷に乗り込もうとするが、尻込みするロビーとイックに止められてしまう。
ロビー達はハッコーネ名物の桃色温泉コーヒーで一服。するとそこのカフェのマスターが裏ボスを知っているようなフリをしていた。ハッチは彼から情報を聞き、マスターの娘・カパ子に接触。カパ子は恩人が裏ボスの被害にあったと告白。裏ボスに会うなら、彼を直視するなと忠告するのだった。
覚悟を決めて裏ボスと対峙するハッチ達。その裏ボスはモフモフのピンクのウォンバットだった。魂を抜かれるとは、その愛くるしさに骨抜きになってしまうという意味だったのだ。無事通行手形を手に入れた3人だったが、実はイセカンダルに行くには特別に通行手形は必要ないのだった。
美男高校地球防衛部から友情出演
ハッコーネのボスであるピンクのウォンバットは、『美男高校地球防衛部LOVE!』に登場したキャラクターだ。元ネタでも地球外生命体となっていて、ラブパワーも台詞そのままである。もちろん声優も麦人さんと同じになっている。『地球防衛部』も監督は高松信司であるため、監督作品のファンに対してのサービスだったんだろう。
こち亀とも被って仕方ない
今回の温泉の仕切りによじ登って倒すシーンとか、ロビーが混浴に目がないけど結局宇宙人との混浴とか、旅女子と遊ぶけどイケメン金持ちのハッチに奪われるとことか、通行手形は本当はいらないオチとか、めちゃくちゃ『こち亀』くさいんだよなあ。こち亀のBGMにも全く違和感なくマッチしそう。前も言ったけど監督が同じである。
途中からロビーが両津勘吉で、ハッチが中川圭一に見えて仕方なかった。私の世代からは『RobiHachi』は懐かしさすら感じるアニメになっている。
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