『RobiHachi(ロビハチ)』6話「寝耳にウナギ」感想です。
前回あらすじ
ギャラクシー街道第一関所ハッコーネに到着。しかし通行手形がないと関所を通れないらしい。温泉でハッチは、ハッコーネの裏ボスから通行手形を手に入れることができるという話を聞いた。魂が抜くという裏ボスと覚悟を決めて対峙するハッチ達。その裏ボスはモフモフのピンクのウォンバットだった。魂を抜かれるとは、その愛くるしさに骨抜きになってしまうという意味だったのだ。通行手形を手に入れた3人だったが、実はイセカンダルに行くには特別に通行手形は必要ないのだった。
6話あらすじ
ギャラクシー街道29番プラネット・ハママIIに到着したナガヤボイジャー。うなぎが名産でちょうど大うなぎ祭りをやっているらしい。ところが降り立ってみると、いたのは筋骨隆々の男たちと牛だった。
牛に追われるロビーたち。すると超巨大なうなぎが現れる。大うなぎにも追われる羽目に。なんだかんだあって大うなぎ祭りに参加する一行。うなぎに舌鼓を打ったり、神輿を担いだりして満喫する3人に、ウナミがガイドを申し出る。ウナミはガイドで生計を立てているらしい。
一方、ヤン達もロビーを追いかけてハママIIへと到着。ロビーと何度もニアミスをするが、彼らは気付かなかった。お金を稼ぐために、賞金目当てに大うなぎのロデオ大会に出場するロビー。そこでついにヤンと再会する。ヤンはロデオに飛び入り参加し、ロビー追いかけるあまり勢い付いて優勝。優勝セレモニーに強制的に出演させられ、またロビーを逃してしまうのだった。
うなぎ乱獲問題
今回も少し社会的な問題に触れるエピソードがあった。作中では、宇宙人との通商条約を結び損なってトッチャイナ星人の乱獲により地球でうなぎが食べられなくなったらしい。うなぎは現実でも絶滅危惧種に指定されている。原因は乱獲で、日本、中国、台湾が乱獲しているためである。なお中国が獲っているといっても殆どは日本人が食べているので、トッチャイナ星人は日本人とも言えるだろう。
実際にうなぎの値段は徐々に上昇し、数十年後には殆どうなぎを食べることはできなくなるだろう。また、ハッチはマグロも食べたことがないと言っていたが、マグロも日本をはじめとして乱獲されているために数が減少している。
男しか存在しないハママII
ハママIIには男性しか存在しないらしい。ウナミも実は男の子だった。男性しか存在しないのにどうやって子孫を残しているのだろうか疑問だ。もしかしてアンドロギュノスなのだろうか…『キャロル&チューズデイ』と繋がった。
そしてヤンはガチの同性愛者だった。「利子とツケ」→「ケツと尻」は誰が上手いこと言えと。笑うよりも感心してしまったわ。
そのほか小ネタ
イール!イール!はうなぎの英訳「eel」だろう。ホテルうなづきは、浜松ではなく富山に宇奈月温泉という温泉地がある。うなぎゼリーはイギリスの伝統料理で実在する。私は食べたことがないが、びっくりするほどまずいらしい。
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