『RobiHachi ロビハチ』第7話「一寸先は夢の国」感想です。
前回あらすじ
ハママIIに到着したナガヤボイジャー。大うなぎ祭りを目当てにしていたが、大うなぎに追いかけられる羽目に。なんだかんだ祭りを満喫する3人。そこに、ヤン達もロビーを追いかけてハママIIへと到着。ロビーは、賞金目当てに参加した大うなぎのロデオ大会で、ついにヤンと再会する。ヤンは飛び入り参加し、ロビー追いかけるあまり勢い付いて優勝。優勝セレモニーに強制的に出演させられ、またロビーを逃してしまうのだった。
7話あらすじ
ギャラクシー街道36番プラネット「アッカ・サッカ」に到着。そこはすべてが遊園地となっている惑星だった。夢と希望、愛と冒険、清く正しく面白くをモットーのアッカ・サッカはネガティブな言葉を発するのが禁止の惑星らしい。
アッカ・サッカ入場当日券に3時間待ちで辟易しているロビーだったが、そこはSNSフォロワー数1万人以上はフリーパスだった。ハッチは1000万人以上のフォロワーを持っていた。入場するといきなり大軍のミュージカルに面食らうロビーとイック。歌わないと解放されず渋々歌うことに。
その後パレードのために席取りをしていたが、ハッチはロビーとはぐれて迷子になってしまう。ロビーが連れ戻しにきてくれたのはよかったが、追いかけて来ていたヤン達にロビーの姿がバレてしまう。
その日、アッカ・サッカは惑星が一列に並びハート形が空に浮かぶスターライトの日だった。スターライトの日にお城の鐘を鳴らしたカップルは永遠の愛で結ばれるという。そのお城に向かって逃げるロビーと、一緒に鐘を鳴らそうと追いかけるヤン。結局、ロビーとハッチが2人で鐘を鳴らしてしまうのだった。
ハッチの過去が徐々に明らかに
今回もハッチの過去についての描写と回想があった。フォロワーが10万人いることからかなりの有名人であることが分かる。また幼い頃に一人ぼっちで積み木で遊んでいる回想があった。両親とはあまり遊べなかったようだ。また迷子センターでは名前を呼べない理由があるようだった。これは他人に知られるとまずいことになるからだろう。これらのことから考えるに、どこかの国?星?の王子様なのではないかと想像する。
未来は予測した通りになるというのも、もう皇室に入るようなレールが敷かれているからだと考えられるし、英才教育を受けているのも帝王学を学んでいるためだという理由がつく。資金が潤沢なのも納得がいく。もしそうであれば、『RobiHachi』は一種の貴種流離譚的な物語でもあるかもしれない。
アッカ・サッカとは
赤坂は、東京の赤坂ではなく現在の愛知県豊川市の赤坂宿のことである。ここがなぜテーマパークになっているのか元ネタがよく分からなかったのだが、赤坂宿は東海道の中でも遊郭が多かったというのが関係しているのだろうか。知名度も高いわけではないので、なぜここが選ばれたのか少し疑問だった。
ボーイズラブなのか?
今までこのアニメは単なるボーイズラブだという意見もあったが、個人的にはヤンとロビーだけがそうで、他はただのギャグアニメの文脈でしかないように思っていた。迷子の男の子が最後にぬいぐるみを拾ってくれた男の子と仲良くなるのはあくまで友情だし、ハッチとロビーが鐘を鳴らしたのも男同士かよみたいなオチだと思っていた。
思っていたのだが、最後にハッチがまんざらでもないような顔をしていてマジかと驚いた。まあただ恥ずかしくてラブリースターライトの内容を言わないのかも知れないが…妄想が捗るなあ…
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