『RobiHachi ロビハチ』10話感想 消火液降って地固まる

『RobiHachi ロビハチ』第10話「相棒喧嘩は犬も食えない」感想です。

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前回あらすじ

ヒザクリガーの修理のためにヨッカマルシェに立ち寄った。そこは自動工業化され、人間は趣味に邁進する惑星であった。住人のアルメーニは『ヒザクリガー』を偏愛していた。ナガヤボイジャーとヒザクリガーは元々アルメーニが所有していたものだった。ロビーの祖父であるユマは、『ヒザクリガー』の監督であったことを知り、ロビーをゲストとしてヒザクリガー研究会へと誘う。理由不明で欠番となった『ヒザクリガー』の12話を観たいあまりにロビーを昏倒させ記憶を抽出しようと試みる。拘束されるロビーだったが、追いかけてきたヤンに救出されるのだった。

10話あらすじ

イセカンダルを目前にして、債務者ブラックリストに載っている人間は関所を通れないということに気付くハッチ。はるばるここまで来て、ロビーがイセカンダルに行けなくなり、苛立ちから喧嘩になってしまう。

それをきっかけにして日頃の共同生活の些細なことに対するイライラも爆発。シャワー室やトイレの使い方などで言い合いは激化し、ついには段ボールでバリケードを作り、冷戦状態となってしまう。

それでもロビーに貰ったパジャマやキャンドルを見て、ロビーとの思い出がよみがえるハッチ。するとナガヤボイジャーが揺れてキャンドルの火が段ボールへと燃え移り大火事になってしまう。

イックの消火液で鎮火すると、2人の怒りも水に流され仲直りができた。ハッチは内緒でロビーの借金を返済。イセカンダルの関所を問題なく通過することができた。

ルナガード隊長とは

最後にハッチを追いかけていた部隊の名前がルナガードということがわかった。ルナは月なので、月の守護者になるわけだが実際に月を守っているわけではなく、ハッチが王子様ということを考えると、月の王族?の親衛隊ということだろう。今までハッチが、場所を示すような行動をしていたのは、このルナガードから身を隠そうとしていたと考えられる。

ハッチがロビーの借金を返済するには、お金の問題だけでなく、居場所がバレてルナガードに連れ戻されるリスクも考えなければならなかったわけで、ハッチにとってはかなり躊躇うものだったと思う。それでも返済したということは、それだけ新しい世界を見せてくれたロビーに対する親愛の情が深いということを示している。借金を返済したことをロビーに言わないところもイケメンすぎる。

狭い密室空間での共同生活

狭い密室空間での共同生活は本当に些細なことでイライラしてしまうのはよくわかる。トイレの蓋が開いていたり、食べようと思っていたものを食べられただけでイラッとしてしまう。実際に宇宙飛行士も宇宙空間では強いストレスに曝露されるので、そのための訓練を行っている。

それにロビーとハッチはほぼ初対面に近い関係なのによくここまで一緒にいられたなあと思う。これもう運命だろ

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