『RobiHachi ロビハチ』11話感想 ドンツーの悪行再び

『RobiHachi ロビハチ』第11話「聞いて極楽、イセカンダル」感想です。

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前回あらすじ

イセカンダルを目前にして、債務者ブラックリストに載っているロビーは関所を通れないということが判明。今までの旅路が無駄になり苛立ちからロビーとハッチは喧嘩になってしまう。冷戦状態となった2人だったが、今までの思い出を振り返り、お互いがかけがえのない友人であることを再確認した2人。ハッチは内緒でロビーの借金を返済。イセカンダルの関所を問題なく通過することができた。

11話あらすじ

ついにイセカンダルに辿り着いたナガヤボイジャー。そこは高度に観光産業が発達した惑星だった。地元の名物を味わいつつ宿に一泊し、翌日お目当てだったアカフクリスタルを見物に行く。

巨大なアカフクリスタルを拝むロビーとハッチ。ロビーはアカフクリスタルの欠片を購入しようとするも、資金不足で小さな欠片しか買えなかった。ご利益が欲しいロビーは、アカフクリスタルを勝手に掘削し、巨大な欠片を強奪しようと考える。

しかしアカフクリスタルの近くに寄ってみると、それはポリマー樹脂で出来ている偽物であることが明らかになる。裏口から聖堂の中に入り込むと、広告代理店のドンツーが仕掛け人になってイセカンダルを観光惑星に仕立て上げていたことが判明する。

ロビーとハッチは町外れにある本物の小さなアカフクリスタルを拝み、イセカンダルを後にする。ところがそのとき、ヤンが追いかけてやってきた。そして月からの艦隊も現れる。彼らは月の王子様であるハッチを連れ戻しにきたのだ。

ハッチは月の王子様

このブログの『RobiHachi』7話感想で次のように書いていた。

これらのことから考えるに、(ハッチは)どこかの国?星?の王子様なのではないかと想像する。(中略)もしそうであれば、『RobiHachi』は一種の貴種流離譚的な物語でもあるかもしれない。

今回、ハッチは月の王子様と明言されたことで予想は合っていたことになる。良かった。ロビーは性格的に太陽のようだから、それと対比する意味でも月の王子様というのは妙にしっくりくる。

これでヤンも実はどこかのお偉いさんとかだったら面白い展開になるのだが。最後に全員が一堂に会するのでなにか仰天の結末があるのかもしれない。

再び登場したドンツー

大手広告代理店ドンツーが再び登場した。前回の登場は第3話で、ドンツーのことを詐欺同然の集団とまで言い切っていたが、今度も同じように詐欺同様の行為を繰り返していた。さすが大手代理店、懲りないやつらである。権力で揉み消されるとまで言いきる相変わらず攻める姿勢には脱帽。

ロビーの拾った石

本物のアカフクリスタルに拝んだ後に、ロビーが石につまづいてその石を懐に入れる意味深なシーンがあった。たぶん、アカフクリスタルに参拝したご利益で、この石が最後にロビーに何かしらの幸運をもたらしてくれるのではないかと予想しておきたい。

次回はいよいよ最終回。長い旅路の果てに何が待っているのだろうか?

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