『さらざんまい』6話感想 レオマブの目的とは?勝手に想像してみる

『さらざんまい』6話「つながりたいから、諦めない」感想です。

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前回あらすじ

一稀は引き取られた子供で、春河とは異母兄弟の関係だった。一稀と悠はサラ誘拐作戦を決行。まず悠がサラを外に連れ出して監禁するも、サラはカッパに変身し何度も隙間から密室を抜け出すのだった。一稀は女装し、握手会に登場。春河にはバレなかったが、マネージャーが一稀を偽物だと暴露する。騒然とする会場に現れたのは、本物のサラと悠だった。マネージャーは一稀のウィッグを取り、サラが一稀だったということが春河にもバレてしまう。そこにサシェゾンビが現れる。さらざんまいにより一稀の過去が漏洩。一稀は実の母親に甘えきることができない遣る瀬無さに春河に当たってしまう。春河はそんな一稀を追いかける途中で事故に遭ってしまったのだ。すると尻子玉がサシェゾンビに戻った。人間に戻れなかったが、一稀は自暴自棄になり戻らなくてもいいと言うのだった。

6話あらすじ

一稀は現実逃避していた。キュウリを暴食したり燕太と相撲をとったり、春河のことを忘れようとしていた。しかし悠はそんな一稀の様子を誰よりも危惧していた。一稀が道端で春河を目撃すると、春河はカッパのことを視認できないにもかかわらず、一目散に逃げてしまった。

一方、昨日家に帰って来なかった一稀を心配する春河。そんな彼に怜央が接触する。玲央は春河を連れ去ってしまう。ケッピに春河が帝国軍に連れ去られたという連絡が入る。一稀は春河を助けるためにふたたび立ち上がるのだった。

ケッピによってカワウソ帝国のアジトへと連れられた3人。大量の箱の中から、携帯電話を鳴らすことで春河の入った箱を見つけるが、間に合わず春河の箱は闇へと吸い込まれてしまう。絶望する一稀にケッピは尻子玉を移植すれば、春河を助けることができると言うが、尻子玉がなくなると世界の円の外側に弾かれ、誰とも繋がれなくなるらしい。

自分の存在が消えれば、春河の事故もなくなってしまうと考えた一稀はケッピに尻子玉移植をお願いする。悠は拳銃で装置を破壊し、一稀を救出。一稀も春河も助かる道を諦めていなかった。そんなとき、春河が愛と判定され、箱は別の場所に移動した。行き先はシュレッダーだったが、その隙を狙って燕太と一稀のゴールデンコンビがケッピをボールにして蹴り飛ばし、春河を救出。一稀に笑顔が戻った。

春河の思いは愛

春河はやっぱり一稀の実の母親に遭っていたことがわかった。そのときにキーになっていたのも匂いだということも予想した通りだった。ただ愛か?欲望か?と言われていて、春河は欲望のイメージがないから、これ一稀達が救おうとしなくても春河は助かるんじゃないかと思いながら見ていたのだけど、まさか愛と判定された人間の行き着く先がシュレッダーだとは思わなかった。イクニってシュレッダー好きだな

また、一稀の実の母親に春河が「かずちゃんを取らないで!帰って!」まで主張したのも意外だった。それは愛じゃなくて欲望の範疇では?とも思ったが、一稀に対する純粋な愛があるからなのかもしれない。

悠がイケメンすぎる

そして悠がイケメンすぎる。装置を銃で破壊するところもかっこよかった。人をあやめるために過去に使用した銃を今度は人を救うために使ったという演出も良かった。これで燕太や一稀だけでなく、悠も過去の隠したかった秘密を完全に消化できたのかもしれない。またケッピをボールにするところもイケメン。最後まで、一稀と春河の2人を救うために全力を尽くしていて、めちゃくちゃ良い子だ。兄の誓も、こんな心優しい悠に汚れ仕事はきっとさせたくないんだろう。

玲央と真武とケッピ?の過去

一連のストーリーのバックグラウンドが少しずつ明らかになっている。ケッピの説明では、カワウソ帝国はカッパ王国を滅ぼした敵で、カッパとカワウソは長きにわたり戦争を続けていが、カッパ王国の欲望エネルギーを奪い尽くしたカワウソ帝国は、人間の欲望エネルギーに目をつけたとなっている。

一方で、玲央と真武は少し仲違いをしているようにも思う。Cパートでは、真武がケッピの人間体?に倒されているシーンがあった。ただこれはカッパ王国とカワウソ帝国の戦いの話であるので、「海藻」はなかったものの過去の出来事だと思われる。その後真武が生き返っているように見えるが、カワウソ帝国のアジトに侵入したケッピに対して真武はノーリアクションだったのに対して、玲央は「希望」と表現しているので、情報量に差がある。真武は記憶を失っているのだろうか?

玲央も真武との真のつながりを取り戻すためにカワウソ帝国で活動しているのではないだろうか。そのためにケッピと戦う、もしくはケッピの出す希望の皿を求めているのではないかと想像している。

サラなる妄想

今回、吾妻サラの自撮り占いは前回と同じく、サシェだった。これはサシェゾンビがまだ倒されていないからだと思うが、サラはゾンビの存在を知らないはずなのになぜ毎回現れるゾンビの種類がわかるのだろうか。いや彼女もカッパなのでゾンビの存在を知らないわけがないと思う。なので、彼女もケッピと、もしかしたらカワウソ帝国軍とつながっているのではないだろうか?前回からカッパ王国の王女でないかと思っていたが、もっと重要な役割があるかもしれない。まあ単にネクストコナンズヒントみたいな意味しかないのかもしれないが。

アニメ史に残る1話だったか?

この6話は放送前に、声優の村瀬歩さんが言うには「アニメ史に残る神回」だと言われていた。めちゃくちゃハードル上げるなあと思って見ていたけど、確かに春河を救出するシーンはかっこよかったし、様々な伏線が回収されつつ、後半への伏線が張られた回でもあったと思う。面白かったが、ただアニメ史に残るかと言われれば、どうだろうか。ハードルの上げすぎには注意。

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