Netflix『ULTRAMAN』5話感想 異星人の日常風景

ネットフリックスアニメ『ULTRAMAN(ウルトラマン)』第5話「異星人の街」感想です。

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前回あらすじ

エイダシク星人の残虐性に取り乱す進次郎。エイダシク星人は渋谷の街中へと逃亡し、ウルトラマンである進次郎も追跡する。衆目に晒された異星人とウルトラマン。渋谷は混乱に陥るが、佐山レナの鼓舞もあり、リミッターを解除したウルトラマンはエイダシク星人を倒した。

第5話あらすじ

佐山レナのファンを狙った連続事件が発生していた。進次郎は諸星に連れられ、路地を抜けた先の異星人の住む街へと案内される。諸星は、連続事件の情報を求めるために街を訪れていた。そこで出会ったのは、情報屋のジャックだった。

進次郎はジャックに、自分に自信がないことを吐露する。そこに人間への擬態を解いた異星人・ブラックキングが現れ、進次郎からウルトラマンの匂いがすると首根っこを捕まえられてしまう。諸星に助けられるが、帰り道諸星は進次郎に言葉を残す。

諸星「できることがあるのに、何もしないというのはただの罪だ

警察は科特隊と別に、連続事件の謎を追っていた。立入禁止の現場に踏み入れた遠藤刑事は、異星人のイガルを発見する。イガルは、刑事から逃走するが途中に車に轢かれ、遠藤に顔を見られて異星人が事件に絡んでいることを知るのだった。

異星人の街のエピソードの意味

率直に言って、これに1話分をかける必要のあるエピソードなのかと思った。ただ異星人にも子供や家族がいることを進次郎が知って、異星人を倒すことへの罪悪感みたいなものに今以上に苛まれるエピソードが、後から挿入されるのではないかと想像している。

もうすでに、異星人を倒すべきなのか苦悩しているが、これって海外の人気はどうなんだろうか。こういうヒーローものでは勧善懲悪なものが好まれて、ウジウジしているような主人公は嫌われると、以前聞いたことがあるのだが。

異星人イガルについて

異星人イガルは元ネタ『ウルトラマン』で言えばピグモンに当たる。ピグモンは人間に友好的な怪獣で、人間を救出したり、科特隊の仲間にもなっているが、最後は別の怪獣にやられてしまう。とても愛くるしい怪獣なのだが、『ULTRAMAN』ではアイドルオタクの気持ち悪い異星人になってしまった。なんとも救えない

事件はイガルが実行したかのようなミスリード?がされているが、人間から逃げるような臆病なイガルがやったとはとても思えず、電話をかけている描写もあったので他の異星人に依頼しているのだろう。現場に現れたのは、ちゃんと決行されたかどうかを確かめるためだと思われる。

情報屋ジャックはウルトラマンか?

初登場したキャラクターのジャックは情報屋で、地球人にもかかわらず、異星人の暮らす街で生活している。異星人を生身で倒すほどの身体能力を持っていることが、コロシアムの描写から読み取れる。

『ウルトラマン』でジャックと言えば当然、ウルトラマンジャックを想像するだろう。ウルトラ兄弟4番目の弟で『帰ってきたウルトラマン』の主役である。したがって、ジャックもウルトラマンに変身するのだろう。余談だが、最近CMなどで「帰ってきたウルトラマン」のOPが流れていて、とてもタイムリー。

ブラックキングについて

ブラックキングも『帰ってきたウルトラマン』に登場する怪獣で、よく似た姿で登場した。しかしサイズがかなりコンパクトになっている(原作では65m)。進次郎の首を掴んでいたが、元ネタでも似たようなことをウルトラマンジャックにしている。あと、最後にベムラーが月をバックに立っているカットがあったが、ターンAにしか見えないからやめてほしい。

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