ネットフリックスアニメ『ULTRAMAN』第6話「ウルトラマンという呪い」感想です。
前回あらすじ
佐山レナのファンを狙った連続事件が発生。進次郎は諸星と、事件の情報を求めるために異星人の住む街を訪ね、情報屋のジャックと出会う。一方、科特隊と別に、連続事件の謎を追っていた警察は、異星人イガルを発見。イガルは刑事から逃走する途中で車に轢かれるが、警察は異星人が事件に絡んでいると知るのだった。
第6話あらすじ
進次郎は異星人を倒すことに躊躇し、まだウルトラマンになりきれずにいた。再び諸星から叱責を受けてしまう。一方、遠藤刑事は一連の事件が佐山レナのファンの可能性を突き止める。実は、遠藤の娘が佐山レナだったのだ。
遠藤は、異星人を誘き出すためにおとり捜査を実行する。Twitterに佐山レナの悪口を書き、待っていると、ブリス星人が現れた。イガルはブリス星人に依頼して佐山レナの悪口を書く人を襲っていたのだ。反撃する刑事2人だったが、異星人には効くわけもない。
そこに現れたのはセブン(ウルトラセブン)だった。セブンの正体はセブンスーツで変身した諸星弾であった。セブンはブリス星人を躊躇なく一刀両断にするのだった。
セブン登場
セブンが登場。もちろんモチーフはウルトラセブン。諸星弾が変身するのも原作通りである。セブンの武装はアイスラッガーは確認できたが、光線系武器は確認できず、刀を使って攻撃していた。アイスラッガーはウルトラセブンの有名な武装であり、それをナイフとして使用していたこともあったので、それの発展として刀という武器になったのだろう。
戦闘中に顔だけスーツを脱ぐのは、視聴者に正体を見せるためだと思うが、ちょっと興醒めだった。諸星弾という名前の時点で、セブンに変身するだろうということは当然予想されるので、物語のサプライズも特になく、ドヤ顔で「ウルトラマンになれるのはお前だけじゃないってな」と言われても進次郎は驚くかもしれないが、視聴者は全く驚かなかった。
イガルが佐山レナのアンチを襲わせた目的
イガルがブリス星人に佐山レナのアンチを襲わせた理由は明示されていないが、ファンの暴走だというのが理由だろう。最後、イガルがちゃらいオタクに突き飛ばされたシーンの意味がよくわからなかった。あれが伏線になるのだろうか?伏線にならず、単なる教唆犯に対する罰を表しているのなら、あまりに甘い。
ちなみに調べてみたら、原作では、イガル星人はエピソード途中で異星人仲間に倒されているらしい。これなら勧善懲悪の物語として成立しているのだが。
佐山レナがかわいい
本作のヒロイン?である佐山レナがかわいい。モーションキャプチャーのアニメは人間な無駄な動きもすべて描画されてしまうので、画面がうるさくなるのだが、女の子の場合は、女の子らしい動作が細かいところまで、そっくりそのまま再現されるのでリアリティーがあり、より可愛さが引き立っているような気がする。声優は諸星すみれ。
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