Netflix『ULTRAMAN』8話感想 アダドの正体が明らかに

ネットフリックスアニメ『ULTRAMAN』第8話「真実の幕開け」感想です。

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前回あらすじ

渋谷に突如現れた異星人ブラックキング。追い込まれたウルトラマンの秘められた力は発動。空を飛んでブラックキングを見事撃破したが、これはジャックと井手がウルトラマンの力を解放するために計画したものだった。一方、レナのライブで進次郎は彼女のウルトラマンに対する思いを聞く。そこに現れたのは異星人アダドだった。

第8話あらすじ

ライブ会場に現れたアダド。進次郎と弾はウルトラマンとセブンに変身して、ステージ上でアダドと戦闘に入る。しかしアダドが会場の客やレナを人質にとった戦い方を行い、誰も犠牲者を出したくない進次郎と弾は苦戦することに。

更にそこにベムラーまで現れ、セブンはやられてしまう。一方、ウルトラマンはベムラーが破壊した会場の天井を支えるのに必死で、戦闘に参加できずにいた。さらにアダドはレナと会場の客の命を天秤にかけるような卑劣な行動に出る。

為す術もなかった進次郎だが、イガルが現れ、文字通り身を挺してレナを守る。この行為に激昂した進次郎は天井を投げ飛ばし、スペシウム光線を放ち破壊。アダドへと襲いかかる。するとアダドは戦闘態勢を解き、ウルトラマンを静止させる。ベムラーは帰っていった。

アダドはレナのアンチを狙った連続事件の真相を語り始める。それは人間のファンが異星人を教唆して行っていたのだ。アダドは星団評議会直属の移民管理局のエージェントだったのだ。

アダドの正体が判明

アダドの正体が明らかになった。敵のようなミスリードを狙っていたのだろうが、実際は味方?だった。おとり捜査と言っていたが、おとり捜査は尻尾を掴ませるために行うのであって、イガルが間接正犯で、ファンが犯人であることはもうわかっていたことなので、おとり捜査の意味があるのかは些か疑問である。視聴者(読者)を騙すためのエピソードという側面が強く感じて、あまりアダドの行動に合理性は感じられなかった

アダドは『ウルトラマン』に登場したダダが元ネタであろう。DADAを逆から読むとアダドになる。ダダは顔を変えられるという特徴があり、スタッフに変装していたのはそれのオマージュだろうか。一方で、元ネタのダダは弱い。アダドはウルトラマン2人を相手にしてもそれを凌駕するほどの力を持っていて、ここは正反対である。むしろイガルの方が、ダダに近いかもしれない。

今回の戦闘シーン

今回は、セブンとアダドの剣戟があった。肉弾戦よりも剣戟はモーションキャプチャーに向いているような気がした。肉弾戦と異なり、一瞬で勝負なつくようなひりつく緊張感が剣戟にはあると思うので、一挙手一投足を描くことができるモーションキャプチャーは緊張感の表現には適しているかもしれない。

また、ステージ上で戦うと光源が様々な方向から当たるが、CGを使っているのでそれもよく表現されていて美しかった。これは手書きのアニメでは困難だろう。今回の戦闘シーンは満足だった

今回の佐山レナちゃん

レナが人質になったときに、会場に駆けつけたちゃらいアイドルオタクはレナを見捨てた。一方で、うじうじしている陰キャっぽいイガルはレナを救出した。最後までアイドルの味方でいてくれるのは、イベンターではなく陰キャなんだよと声を大にしてアイドルに言いたい。

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